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CHANGES (2021年)
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2021-10-05 07:23:53)

メロハー界の名匠ジム・ピートリックとのデュオ・プロジェクトPRIDE OF LIONSでも順調にアルバム・リリースを重ねるシンガー、トビー・ヒッチコックが’21年に発表した3枚目のソロ・アルバム。
1st『MERCURY’S DOWN』(’11年)ではECLIPSEのエリック・マーテンソンを、2nd『RECKONING』(’19年)ではFIND ME、THE MURDER OF MY SWEET他のダニエル・フローレスをそれぞれ起用する等、ブレイン役は一作毎に替えていて、今回の仕切りにはFRONTIERS RECORDS関連作品でその名前を見聞きしないことはないんじゃなかろうか?なアレッサンドロ・デル・ヴェッキオが満を持して登板。彼の起用に合わせるように、サウンドの方もハード・ロッキンな爽快感や躍動感は抑えめに、より哀愁のメロディをじっくりと聴かせるAOR/産業ロック寄りのスタイルへと変化しています。
未だ1stを愛聴する身としてはその点が若干寂しくもあるのですが、とはいえ爽やかに駆け抜ける⑩(ジョエル・ホークストラがGでゲスト参加)のようなHRナンバーもきっちり用意されていますし、何よりジム・ピートリックが「より歌声のニュアンスや強弱を出すことで、深みや表現力がますます増している」と太鼓判を押すトビーの抜群の歌唱力が生きる、泣きに満ちた④、ピアノの旋律が切なさを引き立てる⑥、フィナーレを物悲しくもドラマティックに彩る⑪といった、エモーショナル極まりないバラード系の楽曲の充実ぶりには心底惚れ惚れさせられますよ。
近年でも指折りの実力派シンガーの歌を思う存分に堪能できる力作です。



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