Focusには名曲が多いのですが、この「ハンバーガー コンチェルト」は正に最高です。LPレコード時代の1面を使った20分超のこの曲はほとんどインスト(途中タイスのスキャットのような歌が少しだけ入ります。)だが、最後まで緊張感が続き長さを感じさせません。
当時プログレといえばYes、ELPなどが有名でしたが、それらにはひけを取らない名作です。
チャーチオルガンをフューチャーした雄大さ、ヤン・アッカーマンのギターテクニック、重量感のあるドラムス、うねりのあるベースと、どれを取ってもすばらしいの一言に尽きます。
ロックバンドがクラッシクを作るとこんな曲になります。みたいな感じです。
ただ、先にも書いた通りほとんどがインストのため、全体を把握し、理解するまでには時間がかかると思います。
根気に自身のある人はぜひ聞いてみてください。辛抱の後には絶大なる感動が待ち受けています。

いろんなバンドが20分以上のいわゆる大作をつくってるけど、その中でもこれはかなり聴きやすいほうだと思う。派手さはないんだけど・・・繰り返し登場するメインテーマが心地よい。