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OBSCURE DIVERSITY (2018年)
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OBSCURE DIVERSITY
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解説 - OBSCURE DIVERSITY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2018-10-11 12:38:01)

自らが築き上げ研磨してきた伝統的HM/HRの世界。そこに,よりダイナミックでアグレッシブなテクニカルサウンドを実践してきた彼ら、その成果は今年、念願の本格的な海外進出へと繋がるのですが、今作は、その欧州基盤のレーベルの意向も踏まえ、ヘヴィな音像を生かしたタフなサウンドではあるが、メロディアスな側面も損なわないアレンジを持ち込んでおり、劇的なツインリードを武器とするサーベルサウンドを存分に披露。
個人的にはTIMYSTERYが一番好きな作風なので、もっとキメキメの方が好みなのだが、これも欧州基準と言う事で納得しています。
そういった流麗なツインリードは少なめでも、高度な演奏力が支える卓越したメロディセンスが爆発。木下&田中の国内最高峰のギターコンビを中心とした、バンドサウンドは皆の叡智が集まった証拠だろう。
獰猛に歌うだけじゃない、魂を揺さぶる下山の絶唱も、今まで以上にフックに富んだメロディを歌い上げており、バラードにおけるパフォーマンスには、思わずため息が漏れてしまいます。今回の下山は肩の力を抜き、エモーショナルな表現力を存分に生かしている。これは大歓迎です。

前作の流れを押しすすめた最新作。紆余曲折を経てたどり着いた境地。洗練に洗練を重ねた現在の姿は、ヨーロッパのバンドのような優美さがある。小手先のテクニックで仕上げたのではない、堅牢なメタルスピリット。
久保田陽子時代から流れるメロディックHM/HRバンドの系譜。それを見事に現代風へアップデートしていますよ。
ここにきて決定打になる様な方向性を固めてきたね。それにしても⑥みたいな曲をやるとは思わなかった。シングル向けのエエ曲ですよ。




2. 正直者 ★★★ (2019-10-01 18:58:46)

北海道はもとより、日本を代表する重鎮バンドの最新作。緻密に練られた楽曲は、テクニカルで重厚なのにマニアックに走りることなくストレートに響いている。モダンなメタル感満載、テクニカルなファストプレイを武器に、攻撃性と抒情性を絶妙に操ることで生み出されるスリルと躍動するドラマ。、
ツイン・ギターが縦横無尽に刻むアグレッシヴかつ重厚なリフ、鮮烈なフレーズが飛び交う非凡なメロディラインの導入部の白熱ぶり、ここ数年の活況ぶりがアルバム全体に押し込まれているようだ。これをチャンスとみなし幅広い活躍を期待したい。



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