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80年代
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V
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ギターヒーロー
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ベネルクス
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ポップ/キャッチー
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メロディック
VANDENBERG
2020
(2020年)
1.
Shadows of the Night
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Freight Train
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3.
Hell and High Water
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4.
Let It Rain
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5.
Ride Like the Wind
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Shout
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, 10.
Skyfall
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
失恋船長
★★★
(2020-05-25 12:36:40)
ついにヴァンデンバーグ名義で復活を果たした稀代の名ギタリスト、エイドリアン・ヴァンデンヴァーグ。WHITESNAKEでの活動のイメージが強く、のっぽのブルースオジサンにされてしまっているが、彼本来は、そんな地味なギタリストではない。
もう味がしなくなっているのにWHITESNAKE時代に噛り付き、地味な作風を連発したMOONKINGS時代の失敗を払拭するが如く、今作では果敢にエネルギッシュなハードサウンドに挑んでいる。
今やB’zのメンバーとしても知られるブライアン・テッシーと、ルディ・サーゾの元WHITESNAKE組に、今や引っ張りだこのロニー・ロメロの布陣。正直、押しの強いロニーが歌うのであれば、繊細なサウンドが期待できないと踏んでいたが、その反面、彼の胸板の熱そうな、胸毛ボーボーの熱いエモーション迸る歌声を中心としたハードサウンドを披露、少々盛り過ぎな面はあるのだが、今の若い人にとっては、これくらいゴージャスに着飾ってもらわないと困るだろう。
往年の泣かせは少ないが、それでも古典ロックに根差した快活なサウンドは等身大の魅力。その中に欧州風味の強いメロディも持ち込み、ヴァンデンヴァーグというバンド特有のムードを醸し出している。泣かせとキャッチーなメロディも盛り込んだLET IT INなど、かつてのスタイルを求めていたマニアの留飲を下げさせろう。叙情的なナンバーも求めるファンにとっては、おもてたんと違うとなるのかもしれないが、ロニーがいることで、様式美タッチのフレーズも放り込んだりと次の作風を期待したくなる一品に仕上がってはいるが、伝家の宝刀を抜く可能性は高い。
ハードバッキングとの対比のように、抒情的なフレーズを紡ぐソロが出てきたときの色艶の煌めきに、ヴァンデンヴァーグの魅力を感じます。ほぼ4分前後のシンプルな楽曲の中に注ぎ込まれたスリリングなプレイ、リラックスしたムードもあるが、一瞬の輝きに往年の姿を垣間見ました。彼は昔からブルースギタリストではない。
次はもうちょい泣き&ホワイトスネイク少なめでお願いします。復帰第一弾なので大目にしてますけどね、モロにカヴァーディルである。だからロニーを選んだのかも知れないなぁ。
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2.
kamiko!
★★★
(2020-06-07 18:13:35)
ギターヒーローモノは友人のギタリスト経由だったり、自分がダークサイドに染まる前、洋楽ビギナーの頃に結構多く聴いたが
ヴァンデンバーグ3作品は近所のCDレンタル屋からゲットした作品をカセットテープに落としてよく聴いていた。
当時のメタル誌でも名前はよく掲載されていたが、決して高評価とは言えない微妙な立ち位置だったのは、同時期の哀愁漂わせる
ギターヒーローに比べると、北欧情緒的な哀愁は一枚落ちるし、WhitesnakeでもどちらかというとSteve Vaiに取って代わられた感が
あるからなのかな、とは思う。そもそもヴァンデンバーグのギターは英国的なイメージが無く、哀愁はあってもどちらかというと
北欧人でありながら米国的なイメージをボクは持っていたと思う。だから濃厚な北欧情緒のギターを期待すると一枚落ちる印象を持ちがち。
ならば米国的なブルースギターかといえば、ブルースのように魂を込める演奏ではあるものの、ブルーノートを辿るソロはあまり弾かず、
かといってクラシカルかと言えば、古典的なギターワークからむしろ脱しようとする奇抜なギター志向がギターソロから感じられるため、それも違う。
この人はそもそも前人のスタイルは最小限に取り入れるにしても、新しい楽曲やギターを創造したいという志向の持ち主だったんじゃないかなと解釈している。
(ボクはギタリストではないので、詳しい人からすれば、それは違うというツッコミはあるかも知れないが・・)
そういうワケで、この作品に期待する作風は、当然Whitesnake時代ではなく、また、それ以降のボク的には微妙なManic Edenでもなく、近年のアコギでもない。
初期作品の2nd路線の音楽性を期待するんだが・・・そういう意味では少し微妙な作品に仕上がった感がする。まあ、当時の作品に占める雰囲気の多くは
ヘタウマヴォーカルの存在感というのもあったと思うので、どうしても今作のヴォーカルの存在感が大きい作品は、ヴァンデンバーグ名義作品としては
どうもシックリこないところがある。また、楽曲は教科書通りとも言える80年代路線でまあ良しとしても、ギターソロは当時の独創的な感じとはチョイと違う。
・・・とまあ、思うところは色々あるとしても、この盤のクオリティは相当高く、80年代ハードロックが現代に蘇る作品としては必聴盤だ。
ただ、ヴァンデンバーグ名義作品として、これこそヴァンデンバーグ!というインパクトは、ちょっと物足りない・・でも66歳?でこのエネルギーはスゴイと思うよ。
→
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