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Sin for Me / Pleasure Beats the Pain (火薬バカ一代)
Pleasure Beats the Pain (火薬バカ一代)
Thunder In The Dark / Something That Your Eyes Won't See (火薬バカ一代)


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Sin for Me / Pleasure Beats the Pain

歌もGも心地良く泣いている哀愁のメロディアスHRナンバー。
ちょいザラっとしたシンガーの声質も、メロディの哀感を
より一層引き立ててくれていますね。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-08-15 01:07:15)


Pleasure Beats the Pain

コロナ禍で活動の場を失ってしまったロバート“ロリ”フォルスマン(G)が、空いた時間で書き上げた楽曲を発表するべく結成したREMEDY。’22年に1st『SOMETHING THAT YOUR EYES WON’T SEE』を発表したところ、これが本人にも予想外なことに大ヒットとなり(母国スウェーデンのTOP10チャートにランクインする程だったそうな)、その勢いを駆って'24年4月に本2ndアルバムがリリースの運びとなりました。『SOMETHING~』の日本盤発売は'24年2月だったので「えぇ、もう?」とちょっと吃驚してしまいましたよ。
前作同様、作曲には6人目のメンバーというべきソレン・クロンクヴィストが全面関与し、マスタリングにECLIPSEのエリック・モーテンセンを起用する必勝の陣容は継続。なので今作も音楽性の方に変化は皆無であり、90年代だったらゼロ・コーポレーションからリリースされたであろう、北欧のバンドならではの透明感と哀感に彩られたメロディアスHRサウンドにグッと来る1枚に仕上がっています。
ぶっちゃけ初聴時はあまり強いインパクトは受けず「慌てて作ったから練り込み不足なのでは?」と心配になったりしたのですが、繰り返し聴き込んでみれば、悲哀たっぷりにOPを飾る①あり、歌メロもGも泣いている③あり、ヒット・チャートを賑わせても不思議ではないキャッチー④あり、ソレン&ロバートのメロディ・センスが冴え渡る⑧あり…といった具合に楽曲の秀逸さがじわじわと浸透。現在では「前作に勝るとも劣らぬクオリティ!」との結論に落ち着いた次第で。
若干の置きに行った感はありつつも、今回も安心して楽しめる1枚であることは間違いありません。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-08-13 23:39:05)


Thunder In The Dark / Something That Your Eyes Won't See
PVも作られているアルバムのハイライト・ナンバー。
ミドル・テンポの楽曲ながら、ヒンヤリとした冷気と
差し込んでくるような悲哀を纏ったメロディには
「これだから北欧メタルはやめられない」と
思わされる魅力が備わっていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-03-21 23:23:49)


Something That Your Eyes Won't See

セッション・ミュージシャンとしてキャリアを積むロバート“ロリ”フォルスマン(G)が音頭を取り、コロナ禍で活動の場を失っていたメンバー達が集まって結成されたスウェーデン出身のHRバンドREMEDY、'22年発表の1stアルバム。
80年代に活躍したHM/HRアーティストからインスピレーションを得ているというだけあって、彼らがクリエイトするサウンドはフックに富みキャッチー。かつメロディには北欧のバンドらしい透明感や叙情性も加味されており、もしリリースが30年前なら間違いなくゼロ・コーポレーションから《北欧、珠玉美旋律の神髄。悲哀の情感が心の琴線を優しく撫でる…》みたいな大仰な帯惹句を添えられてデビューを飾っていたであろう逸材感漂う仕上がり。これがマーキーやキングではなくWARD RECORDSからの発売ってのが珍しいですね。
但し90年代のゼロ勢と異なるのは、音質面やVoの弱さといったいなたさが感じられない点。敏腕ソングライターのソレン・クロンクヴィストが曲作りに協力し、ECLIPSEのエリック・モーテンセンがマスタリングを手掛けることで、プロダクションもパフォーマンスもタイトに磨き上げられており、この辺の手堅さはやはり現代のバンドだなぁと。
特に哀愁を帯びたVoの歌唱が映える泣きのバラード⑤、冷ややかな空気と愁いを纏った「これぞ北欧メタル!」な⑦、クラシカルな導入からキャッチーに駆け抜けていく⑧、ヘヴィ・メタリックに本編を締め括る⑨といった逸曲が並ぶ中盤以降の畳み掛けには惹き込まれてしまいますよ。(無論前半も素晴らしいことは言うまでもなく)
本国でも好成績を残しているようなので、今から次作リリースが楽しみになる充実作です。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-03-21 00:04:49)