作詞・作曲:TAKURO 編曲:GLAY、佐久間正英
1999年2月3日、ポリドール・レコードよりリリースされた16th Single。
1999年度のオリコン年間シングルチャート2位(第1位はだんご3兄弟)を記録したが、これはオリコンの当時の集計で8cm盤の売り上げと12cm盤の売り上げを別々で集計していたためである(合算すると「Automatic/time will tell」(宇多田ヒカル)に次いで3位)。GLAYのシングルで最大のセールスを記録している。
この曲で第41回日本レコード大賞を受賞したが、レコ大受賞を巡ってGLAY解散の危機に陥ったというエピソードがある。
PVが2種類存在するという極めて珍しい楽曲である。最初のPVは殆どTERUの顔しか映っておらず、しかも本人達はそのような構成になっているとは全く知らされていなかったため、メンバー間でボーカルを代えようと喧嘩になったと「速報!歌の大辞テン」で語られていた。その後新しいPVが作られ現在に至っている(最初のPVはYouTubeのGLAY Official Channelで公開されている)。
初動売上は当時「名もなき詩」(Mr.Children)に次いで歴代2位であった(現在は歴代8位)。
インターネット上でHISASHIが歌ったとされる「Winter, again」が出回っているが、HISASHIが歌ったものではなく偽物である。
歌詞には当時のTAKUROの作品(「SOUL LOVE」など)に顕著な日常で滅多に使わない難しい言葉が多々用いられており、一部分はTAKUROの当時の恋人に対してTAKUROの故郷である北海道の景色を見せたいという想いが込められている。イントロは1997年公開の映画「タイタニック」主題歌「MY HEART WILL GO ON」(セリーヌ・ディオン)をTAKUROが意図して作ったという。アルバム『HEAVY GAUGE』にはボーカルのみ別テイクのバージョンが収録されており、また僅か一字のみだが歌詞が変わっている(2番の「愛はあの日から動けないと、」の「と」が抜けている)。2009年11月20日放送のフジテレビ系僕らの音楽では「アコースティック・バージョン」で披露された。
TAKUROがリードギターを担当しており、ライヴで披露する際にはほぼ一貫してエピフォン・カジノを使用している。一方HISASHIはサイドギターながら必ずビブラート・ユニットを備えた東海楽器・Talboを使用し、ビブラートを活かした音が目立っている。
「HEAVY GAUGE」に収録されたのは、ボーカルが別テイクのアルバムバージョンであり、一部歌詞が変更されている。TAKUROは、「この曲は本アルバムには合わない」と語っている。本来は別テイクを収録する予定ではなかったが、メンバーの知らない内に別テイクに差し替えられていた。
チャート最高順位
週間最高順位1位(オリコン)
1999年2月度月間順位1位(オリコン)
1999年度年間順位2位(オリコン)