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MOTORBIKER (2012年)
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MOTORBIKER
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解説 - MOTORBIKER
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. cri0841 ★★ (2014-01-16 21:19:41)

2012年発表の1st。実質は1996年SOB名義「Victim You」以来16年ぶりの2nd。

正直、もうライブでSAXONのカヴァーをやっていくだけかなと思ったので、まさかの
新作発表には驚かされた。和解の条件はSaxonの前にOliver/Dawsonと記述する事と、
お馴染みのSAXONのバンドロゴを使用しない事らしい。そうしないと本家と混同
しちゃうものねぇ。で、出てきたのが「ods」と中央に書かれたワシをモチーフにしたロゴ。
モロにSAXONの「Wheels of Steel」を意識してる。アルバムタイトルも然り。未練がましい?
(昔デヴィット・ウェインが「METAL CHURCH」ってアルバム出したの思い出すねぇw)

内容は初期SAXONを意識しつつも、90年代的要素も含んだなかなかの出来。少なくとも
7曲目くらいまでは捨て曲も無い。NWOBHM好きなら「おっ」くらいは思って貰えそう。
最近のSAXONが重厚なメタル路線なので、こっちの方がSAXONっぽいと思う人もいるかも。
演奏は完全にSAXONだし。ヴォーカルは・・・ワイルドなロケンロール系。野太すぎ?
もっと伸びやかな声質の人がいいのかなぁ。
曲自体は「Victim You」よりも良い。英国らしい重さと憂いを随所に感じる。
疾走感は本家SAXONよりずっと抑えめですけどね。個人的にはテッド・ブレットが
歌ってたら満足度はもっと高かったんだけどなぁ・・・(未練がましいのは俺か)。

どんな形でもオリジナルアルバムを出す姿勢は尊敬します。次作も是非!




2. 失恋船長 ★★ (2014-07-29 16:10:29)

SAXONのオリジナルメンバーだったグラハム・オリバーとスティーブ・ドーソンがSAXON名義でLIVEを行うなど、ポール・ディアノみたいな姑息な感じが漂い、どこか判然としないもどかしさが真摯に向き合う気持ちを削ぎ手が伸びなかったのですが、聴いてみたら意外とSAXONしていないオリジナルティを感じ歌詞などはバイカー向けなんでしょうが2000年以降の正統派HM/HRサウンドが聴け驚いたものです。過去の栄光に頼らないと言ってもビフいないからね。そうもいかないでしょうがガッツ溢れるパワフルさとSAXON由来のノリも感じられ重量感のある今作を興味深く楽しみました。バンド名にSAXONをゴリ押ししてくるとギターリフでグイグイと引っ張っていく曲や哀愁と疾走感を期待しますが、そこを控えめだがタイトでヘヴィな今風の音で纏め上げ古臭さを感じさせず往年の空気を纏っているのはベテランならではの老獪なテクニックを駆使した曲作りの賜物でしょう、派手なソロも炸裂するHell in Helsinkiなんかはパワーメタル路線のSAXONにも通ずる魅力もあり、彼らもSAXONの歴史を語る上では外せないメンバーなんだと認識させられますね。どこかバッタもん感は拭えないでしょうし、比較もあるでしょうが、SAXONの名前に偏り過ぎないオリジナリティが溢れており普通に楽しめますよ。


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