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SHOGUNATE MACABRE (2014年)
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SHOGUNATE MACABRE
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解説 - SHOGUNATE MACABRE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2014-08-01 00:08:04)

歌舞伎メイクを施したメンバーの出で立ちや、日本の歴史/伝承を取り扱った歌詞を見ていると、一足先に日本デビューを飾ったイタリアのHOLY MATYRのことを思い出しますが、あちらが飽くまでベーシックなパワー・メタル・サウンドの上に立脚し、和風メロディはアクセント的な扱いだったのに比べ、こっちは琴や三味線、和音階をガンガン取り入れて、日本語の台詞でスタートするOPナンバーから、バンドのルーツを物語るアニメ『銀牙 -流れ星 銀-』の主題歌のカヴァーまで、もう全編和風メロディの雨アラレ。⑥なんてタイトルが“KAPPA”ですよ。これに失笑を漏らす人もいるでしょうが、(ホラー映画ばりの歌詞に反して)ジャジーなパートも組み込んだ曲調はどこかコミカルで、日本人が持つ河童のイメージとピタリ一致。こうした「色物」と受け止められかねないジャパネスクな題材とも真摯に向き合うバンドの姿勢には好感を持たずにはいられません。
特に「お祭りメタル」とでも評したくなる高揚感に満ち溢れた②や、シンフォニックなアレンジを纏って猛然と突進する③、雪女の物語を題材に取り上げ、激しくも悲哀に満ちたメロディが涙を誘う⑥といった楽曲は、「MELODIC DEATH METAL WITH JAPANESE FOLK ELEMENT」を標榜する彼らの真骨頂というべき名曲。
「初期陰陽座をもっと過剰にして、デス・メタルのエレメントとシンフォニックなKeyを加えた感じ」との説明(大掴みですが)にびびっと来たらお薦めの1枚。




2. IWSK ★★ (2015-07-18 00:02:21)

またフィンランドからとんでもないバンドが現れた。COBタイプのメロデスに三味線や琴等の和楽器をガンガン入れているが決して邪魔になっていない。それどころか両者のバランスがキッチリとれている。しかも二作目にして作風が完成されており、演奏スキルも高い。個人的には本編もいいがカバー曲のアレンジも聴きどころだと思う。歌舞伎メイク、和楽器を取り入れた楽曲、カバー曲のチョイス、コンセプト、どれをとってもメンバー全員が日本人以上に日本好きであることを思い知らされる一枚。



3. Ray-I ★★★ (2017-04-17 08:29:50)

一応、フィンランドのバンドではありますが…ちゃんと日本のことについて学んでいるからか、よくある勘違い日本ではないまともな日本史が広がっていました。しかも、和楽器とのアンサンブルがよく練り込まれているので音のバランスも見事! 日本のバンドだと引き算してミキシングするのですが、、彼らは足し算の仕方をちゃんと考え抜いているようなので、本当に安心して聴けるジャパニーズメロデスに…ってあれ?

日本盤のボーナストラックは「おまえ、本当は日本人だろ」というマニアックな選曲。いや、『銀牙 -流れ星 銀-』なんて普通の海外ヲタは知らないでしょw まさに日本を愛したからこそできた完成度。メタルを通じてワを知りたい人なら手にとって損しない名盤。




4. けんしょー ★★★ (2021-03-28 22:53:02)

日本への限りない敬愛を最高の形で表現してくれる神バンド!
蒼い眼の大和魂!

ありがとう、whisperd!



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