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Rise to Offend
ANVILとBITCHというアメリカの中学生が「メタルっぽくてカッコ良くね?」と思い付いたような単語二つを組み合わせてバンド名にしてしまった(かどうかは不明)フィラデルフィア出身の4人組が'88年に発表した1stアルバム。音は聴いたことなくとも不思議なジャケットとバンド名に見覚えがあるというスラッシュ・メタル愛好家も少なくないのではないでしょうか。
リリース当時BURRN!!誌で酷評され、それに腹を立てたレーベルが本作の日本への出荷を拒否したなんて噂話も小耳に挟んだ記憶がある本作は、実際問題として迫力不足のシャウトVo、弾ききれないG、モタるリズム、演奏のキレのなさに拍車を掛けるチープなプロダクション…と、内容的にかなり厳しい出来栄えであることは疑いようのない事実。それこそ10代の頃だったら「こりゃヒデェ」と切って捨ててた気がしますが、年食って改めて聴き直すと、自分達が理想とするサウンドに少しでも手を届かそうと必死に爪先立ちする様が何だか嫌いになれないんですよね(このバンドに限った話ではなく)。
パワー・メタリックな味わいも加味して全力疾走する⑧やバンドのテーマ曲⑫、ツインGを有用した㉑(ボーナストラックとして収録)なんて普通にカッコ良い出来栄えですし、何より「ヤヤヤー、ヤヤヤー」という脱力感満点のギャング・コーラスをフィーチュアして突っ走る⑦が色々な意味で強烈なインパクト。「うーん、ダサい!もう1回!」と青汁飲んだ八名信夫ばりにおかわりを所望したくなる珍曲に仕上がっていますよ。
「底は浅いが奥は深い」と評されるNEW RENAISSANCE RECORDSのカタログの中でとりわけ記憶に残る作品の一つ。ただ、だいぶ下駄履かせてこの文章書いてるのでクオリティは保証の限りじゃありませんが…。
火薬バカ一代
★★
(2025-02-05 23:49:52)
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Rise to Offend
ペンシルヴァニアからやってきたスラッシュメタルバンドが1986年にリリースした1st。レーベルはあのウンコたれZ級レーベルでお馴染みのNew Renaissanceですからね。なんとなく出てくる音も想像できますが、これがね、キレの悪い代物で、かなりの耐性を擁するクサレマニアご用達の一品としてマニアに語り継がれる誉れ高き迷盤です。
なぜ、こんなに評判が悪いかと言うと我らがメタルゴットにマサ伊藤氏に11点を献上された過去が全てでしょう。指摘されたようにリズムもフラフラだしキレもわるい、歌もギターもへなちょこだろう。しかし、この運動会に参加するお父さんの張り切りぶりを思わせる、つんのめって転げる疾走ビートにワタクシももんどりうってアキレス腱断絶です。
そして、ボーっとしていると、曲が変わった事に気がつかないメリハリのなさにスキを魅せる事も許してくれませんが、その中でもイヤヤ ヤヤヤーと玉川カルテットのスラッシュ版と言いたくなる合いの手コーラスが気を惹く7曲目の『Maggot Infestation』、グーグル翻訳にて訳すと『マゴット感染』、でマゴットを調べると疥癬(ヒゼンダニ)という皮膚の病気で、触れると人に映る危険な感染症です(ちなみにマゴット治療ってのはエグかった)
だからイヤヤ ヤヤヤーなのかいなぁと妙に納得させられる世界観を醸し出していたんですね。
今アルバムに流れるイモ臭さマックスの暴走スタイルを基調とした、ド腐れスラッシュサウンドを最後まで聴き通せる猛者なら、今作の持つメタル愛溢れるピュアな音楽性に引き寄せられるでしょうね。まさにスラッシュ禅問答だよ。わしゃ好きやで
失恋船長
★★★
(2017-06-26 14:57:50)
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