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DUST TO LUST (2016年)
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DUST TO LUST
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解説 - DUST TO LUST
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2017-05-10 13:26:55)

2016年発表の3rd。

ジャケに貼付されたシールで引き合いに出されてるバンドが、「BLASPHEMY」「BESTIAL WARLUST」「ARCHGOAT」等の時点で、ほぼどんな音か想像がついてしまいますよね(笑)。演奏が崩壊していたり極端にプロダクションが劣悪だったりということはなく、普通にエクストリームメタルとしてのクオリティを保った音ですが、ウォー/ベスチャルな感性もがっつり伴ったダーティなブラックメタルを展開。

まるで五寸釘を打ち付けるが如くRawなドラムの音色といい、初期BEHERITの吐き捨てならぬ吐き出し系のヴォーカルを再解釈したようなエグみ溢れるヴォーカルといい、耳に突き刺さってくる音の一つ一つに獣性が感じられるのが素晴らしい。鐘の音色を取り入れて儀式的なムードを醸し出してみせたり、どこか密教的な雰囲気を感じさせるパートがあるのもカルトな感じで良いんですよね。

大手レーベルのSeason of Mistと契約したことからも分かる質の高さと、ウォー/ベスチャルな感性によるカルト性が入り混じった、かなりの好盤。この系統としてはマニア以外にもお勧めできる作品だと思います。



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