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DEMORABILIA (1999年)
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DEMORABILIA
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解説 - DEMORABILIA
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. インペリテリ ★★ (2007-08-23 17:03:00)

2枚組の20週記念アルバムで、ファーストアルバムとセカンドアルバムの間に作られた幻の音源集である。本当ならファーストアルバムの後に幻のセカンドアルバムがあった。それは契約上、リリースされる事はなかったが、このアルバムには収められている。内容ははやりファーストの延長線上であり、素晴らしい。全27曲もあるが、すべてメロディアスな泣きのギター満載である。実際デモ音源は27曲以上あったようだが、絞り込まれ、厳選された曲ばかりであり、捨て曲はない。しかし、名盤のファーストアルバム同様、音源が古い為、音質は悪い。再録して欲しいぐらいである。ファンであるならば、必聴盤である。



2. ジョージベラス ★★ (2007-11-18 05:29:00)

デモ音源集という事ですが、実際にはトロイ兄弟とメイデンのクライヴ・バーとのバンドの音源や、契約上、リリースする事の無かった未発表の真のセカンドアルバムが収録されている。全曲トロイ兄弟の作品だけにファーストアルバムに近い作りになっている。古い音源なので音質は劣るが、それはファーストアルバムも同様である。プレイングファンなら買うべし。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-02-12 23:01:23)

デビュー作『TIME TELLS NO LIES』リリース後、荒波に浮かんだ木の葉の如くマネージメントとレコード会社に翻弄され続けていた時期にレコーディングが行われ、発表する機会のないまま長らく埋もれてしまっていた未発表曲の数々を取りまとめた発掘音源集。ちなみにタイトルは「DEMO」と「MEMORABILIA(記録)」を組み合わせた造語なのだとか。
目玉となるのは、現URIAH HEEPのバーニー・ショウ(Vo)を迎えたラインナップでレコーディングされた幻の2ndアルバム(一部被っている楽曲もあるけど基本的には『PREDATOR IN DISGUISE』とは別物)用楽曲群と、PRAYING MANTISとしての活動が行き詰まった後、元IRON MAIDENのクライヴ・バー(Ds)らと結成したESCAPE時代に制作されたデモテープに収められていた楽曲の数々。
特に後者は、日本のレコード会社と契約を結ぶ決め手となったクオリティを有しながら、全く異なるバンド名(STRATUS)と異なる楽曲を用いたアルバムでデビューを飾った後は行方不明になっていたという、PRAYING MANTIS史上屈指のレア音源として度々取り沙汰されていただけに今回のリリースはまさしく快挙。しかもこれが、PVも作られた“TOP OF THE WORLD”を筆頭に、キャッチネス/ハードネスのバランスも良好な叙情HRの名曲揃いときたもんだ。(PRAYING MANTISと同一路線を期待すると少々ポップ過ぎるかもしれませんが)
元がデモテープゆえ音質の悪さは相当なものですが、評価は当然「素晴らしい!!」。PRAYING MANTISファンなら一度はチェックしておいて損のない作品だと思いますよ。




4. 失恋船長 ★★ (2012-11-11 22:08:01)

掘り起こし的な企画ものには期待はしないが気にはなる、そんな安易なマニア心がVA盤を購入させるのですが、今作の持つ意味あいは少々違いますね。幻の2nd、ESCAPE時代の貴重な音源を聞くことが出来る良心的な内容に回顧録と時代に翻弄された原石を手に取れる機会に巡り合えるファンには堪らない内容となっています。80年代初頭のデモ音源です、そこの所を理解すれば音質云々のクオリティに目を配らせる必要も無く、憂いを帯びた哀愁のマンティス節を堪能できるでしょう、表現力豊かなサウンドとロック然とした躍動感が漲る普遍の魅力に荒削りながらもイキイキとしている点もファンならずとも嬉々として楽しむことが出来るでしょう。古臭さは否めませんが紆余曲折を経て波乱に富んだかれらの歴史を紐解く複雑怪奇なDEMORABILIAをメロディ派ならマンティスを外すことは出来ないと思いますよ。


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