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COMBAT BOOT CAMP(ARMAGEDDON DESCENDS) (????年)
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COMBAT BOOT CAMP(ARMAGEDDON DESCENDS)
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解説 - COMBAT BOOT CAMP(ARMAGEDDON DESCENDS)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2016-04-24 10:39:28)

HAVE MERCYが『METAL MASSACRE Ⅶ』に提供していた名曲“THE OMEN”の劇的なカッコ良さに度肝抜かれて、こいつら他に何か音源を残してないの?と探し回った末に行き着いた、'86年発表の6曲入りデビューEP。正確には、COMBAT RECORDSが「新人バンドの青田刈り」&「デビューにかかる諸々の経費節減」という一石二鳥を目論んで考案した、『COMBAT BOOT CAMP』シリーズの一作としてリリースされた作品だったりするのですが、ま、それはともかく。
楽器陣が絶え間なく動き回り、テクニカルなキメがビシバシと入る技巧派パワー/スラッシュ・メタルを身上とするバンドですが、そのサウンドに「プログレ」とか「インテレクチュアル」とか評せる程のヒネくれ感や複雑さは薄め。作品全体を支配するのは飽くまで、頭よりも肉体に訴えかけて来る、前のめりな突撃感覚です。
正直、“THE OMEN”を超えるインパクトを持つ楽曲は見当たりませんでしたが、怒涛の如く突っ走る②を筆頭に、聴いてるだけでテンション上がるパワー・チューンが揃っていますし、何より、それらを攻撃的に歌い上げるロニー・フレッチャー(Vo)の歌唱が物凄ぇ。ビブラートを伴いながら鋭く切れ上がるハイトーンは耳をつんざくド迫力で、ほぼ無名のマイナー・バンド(失礼)にこんな実力者がいたりするんですから、ホント、アメリカのミュージシャン層の厚さは半端ねえな、と。
TOXIKとかREALMとかにグッとくる感性の持ち主にお薦めする1枚。




2. 失恋船長 ★★★ (2017-01-25 18:14:22)

スラッシュメタル系に滅法強かったコンバットレコードからリリースされたブートキャンプとタイトルをつけられたコンピ作。レーベルはシリーズ化を狙うも後続作が出なかった事でも知られていますかね。
ラフなパワーを内包しつつも、速さを生かしたソリッドなリフワーク、性急なビートが激しさを、より一層煽り立て俺たちはヘヴィメタルが大好きなんだと言わんばかりに徹頭徹尾貫かれるHM/HR愛に焦がれます。レーベルの鬼の所業ぶりを表す低予算&音質に、整合感とは程遠い作り故に聴き手を選ぶ仕様に残念な気分を味わうのですが、粗引きぶりもなんのその、暴力的な響きとワンパターンに陥らぬよう工夫を凝らした作りも耳を惹く、野心と若さ溢れる熱演を前にメインストリームとは別に隆盛を極めつつあるスラッシュシーンの底力を垣間見ましたね。
ちなみにこのバンドのツインギターの方割れであるトム・マックスウェルさんは後にHellyeahのギタリストとして大活躍しますね。



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