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80年代
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H
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スラッシュメタル
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HAVE MERCY
最近の発言
Combat Boot Camp(ARMAGEDDON DESCENDS)
(失恋船長)
The Years of Mercy
(火薬バカ一代)
The Omen
/ The Years of Mercy
(火薬バカ一代)
Combat Boot Camp(ARMAGEDDON DESCENDS)
(火薬バカ一代)
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Combat Boot Camp(ARMAGEDDON DESCENDS)
スラッシュメタル系に滅法強かったコンバットレコードからリリースされたブートキャンプとタイトルをつけられたコンピ作。レーベルはシリーズ化を狙うも後続作が出なかった事でも知られていますかね。
ラフなパワーを内包しつつも、速さを生かしたソリッドなリフワーク、性急なビートが激しさを、より一層煽り立て俺たちはヘヴィメタルが大好きなんだと言わんばかりに徹頭徹尾貫かれるHM/HR愛に焦がれます。レーベルの鬼の所業ぶりを表す低予算&音質に、整合感とは程遠い作り故に聴き手を選ぶ仕様に残念な気分を味わうのですが、粗引きぶりもなんのその、暴力的な響きとワンパターンに陥らぬよう工夫を凝らした作りも耳を惹く、野心と若さ溢れる熱演を前にメインストリームとは別に隆盛を極めつつあるスラッシュシーンの底力を垣間見ましたね。
ちなみにこのバンドのツインギターの方割れであるトム・マックスウェルさんは後にHellyeahのギタリストとして大活躍しますね。
失恋船長
★★★
(2017-01-25 18:14:22)
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The Years of Mercy
多くのパワー/スラッシュ・メタル・バンド同様、活動開始当初はNWOBHMをお手本にオーソドックスな正統派HMサウンドを志向し、その後作品を重ねる毎に音楽性を先鋭化させていったHAVE MERCYの音楽的変遷を一気に振り返るのに便利なアンソロジー盤。
結成から解散までの間に制作されたデモ音源が取りまとめられていますが、やはり完成度的に傑出しているのは、アングラ・シーンでヒットとなった『MASS DESTRUCTION』(’86年)収録曲。ハッキリ言って音質は相当の覚悟を要するレベル(COMBATからこのデモでデビューを飾る話を貰った際、バンドはわざわざスタジオ入りしてレコーディングをやり直したぐらい)なれど、ロニー・フレッチャーの強力なハイトーンVoとテクニカル且つハイテンションな楽器陣の演奏に彩られた楽曲の数々は、プロダクションの悪さを押して尚伝わるカッコ良さ。
特に、かの『METAL MASSACRE Ⅶ』に提供され(それゆえかデビューEPからはオミットされてしまった)、マニアの間にHAVE MERCYの名を一躍知らしめた名曲“THE OMEN”は、パワフルな疾走感といい、勇ましくドラマティックな曲展開といい、パワー/スラッシュ・メタル愛好家必聴の逸品。
この曲目当てでも購入を考える価値は十分にある1枚ではないでしょうか?と。
火薬バカ一代
★★
(2016-04-27 00:04:39)
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The Omen
/ The Years of Mercy
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『METAL MASSACRE Ⅶ』にも提供されたHAVE MERCYの代表曲。
初期正統派HM路線と後のテクニカル・スラッシュ路線の丁度中間点に
産み落とされた名曲で、キビキビとタイト且つパワフルな疾走感に
溢れた曲調の「これぞメタル!」なカッコ良さも然ることながら、
その上に乗るシンガーの耳を劈くハイトーンもインパクト大。
アメリカン・パワー/スラッシュ・メタル史に残したい逸品ですよ。
火薬バカ一代
★★★
(2016-04-24 23:24:00)
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Combat Boot Camp(ARMAGEDDON DESCENDS)
HAVE MERCYが『METAL MASSACRE Ⅶ』に提供していた名曲“THE OMEN”の劇的なカッコ良さに度肝抜かれて、こいつら他に何か音源を残してないの?と探し回った末に行き着いた、'86年発表の6曲入りデビューEP。正確には、COMBAT RECORDSが「新人バンドの青田刈り」&「デビューにかかる諸々の経費節減」という一石二鳥を目論んで考案した、『COMBAT BOOT CAMP』シリーズの一作としてリリースされた作品だったりするのですが、ま、それはともかく。
楽器陣が絶え間なく動き回り、テクニカルなキメがビシバシと入る技巧派パワー/スラッシュ・メタルを身上とするバンドですが、そのサウンドに「プログレ」とか「インテレクチュアル」とか評せる程のヒネくれ感や複雑さは薄め。作品全体を支配するのは飽くまで、頭よりも肉体に訴えかけて来る、前のめりな突撃感覚です。
正直、“THE OMEN”を超えるインパクトを持つ楽曲は見当たりませんでしたが、怒涛の如く突っ走る②を筆頭に、聴いてるだけでテンション上がるパワー・チューンが揃っていますし、何より、それらを攻撃的に歌い上げるロニー・フレッチャー(Vo)の歌唱が物凄ぇ。ビブラートを伴いながら鋭く切れ上がるハイトーンは耳をつんざくド迫力で、ほぼ無名のマイナー・バンド(失礼)にこんな実力者がいたりするんですから、ホント、アメリカのミュージシャン層の厚さは半端ねえな、と。
TOXIKとかREALMとかにグッとくる感性の持ち主にお薦めする1枚。
火薬バカ一代
★★
(2016-04-24 10:39:28)
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