子供たちが「We Don't Need No Education」と声高に立ち上がるシーンなどは、子供たちをベルト・コンベアで大量生産される規格品の如く扱い、彼らの人格を無視するような風潮にメスを入れたようなもので、ある意味観ていて爽快ですらある。 現代でも学級崩壊などの深刻な問題が取り沙汰されてはいるが、明らかにANOTHER BRICK IN THE WALLの時代とは根本的に異なる理由で「ハァ~? ガッコォ~? 超ウザァ~イ」とかのたくっている日本の中・高生たちに音楽の授業などでこの曲のクリップを見せたらどのような感想を抱くのだろうか。 ま~、この類のものは自主的に観ないと意味がないんですけどね(笑)。 KORNがライヴでこの曲をカヴァーしていたのには驚かされました。