"Close to the Edge: I. The Solid Time of Change / II. Total Mass Retain / III. I Get Up I Get Down / IV. Seasons of Man" を YouTubeで検索 | Amazonで検索 | googleで検索
YESの「CLOSE TO THE EDGE」には捨て曲はもちろん、捨てパートがない。中でもこのタイトル曲は20分間の芸術だ。70年代の超大作ベストスリーを3つ上げよといわれたら、この曲が文句なしに上げられる。「FRAGILE」よりも技術的に向上した側面が見られ、プレイを楽しむにはもちろん、楽曲としても超一級の出来だ。聞かずに死ぬな!!
私の聞いた一番最初のYesの曲。 一聴したがあまりにもスケールが大きすぎたので何度も聞きなおしやっと全貌を掴めた(気になっている)。 "I get up, I get down"から"Seasons of Man"に変わるときの劇的な転調が気に入っている。 この曲のおかげで小鳥が何羽もさえずるのを聞くと、この曲を反射的に思い浮かべてしまう始末である。
私も"I get up, I get down"から"Seasons of Man"への展開が緊迫感があってとても好きですね。そこから最後までが凄い好き。 出だしは凄いマニアックな世界でとっつきにくいですが、後半へ行くにしたがってメロディアスになっていく。そして最後で感動。 何回も聞いている内に全部好きになっていた。
凄すぎ! 18分という長さを全然感じさせない。 イエスの曲で、『錯乱の扉』とこれが双方ともに最高です。 後半部手前ぐらいのリック・ウェイクマンによるオルガンソロもカッコいい! 歌詞も難解だが、素晴らしい。 個人的には、「I GET UP I GET DOWN(盛衰)」の静寂さと「SEASON OF MAN(人の四季)」の盛り上がりが大好き。
桃源郷へようこそ!!!。 これぞYESの想像する別世界。20分間その小川の流れのような音世界に身を委ねてみると、感覚が研ぎ澄まされ、野に咲く一輪の花も自分に向かって微笑みかけてくれるような優しい気持ちになることが出来ます。 「I GET UP, I GET DOWN」。人生はこの言葉通り、正に七転八起。 武陵桃源、高山流水、光彩陸離ナリ!!!。 仏の存在する場所が目の前に広がります・・・
まさにプログレッシブロックの定義である大作志向やクラシックとの融合、文学的な歌詩などといった要素を内包し、それを世界に知らしめた功績は計り知れない。それほど『プログレ』という一つの奥深い音楽ジャンルのイメージがこの曲に集中する。 「Close To The Edge」はまさにYES5人のそれぞれの技術と個性がぶつかり合い、混ざり合って、創造された輝かしき芸術性に富む楽曲である。 そして楽曲自体は約18分を緊張感、完璧なテクニカルアンサンブルと変化に富んだ展開がその18分という時間感覚を麻痺させる。イントロで解き放たれた目まぐるしいほどの技術と感性が生み出したアンサンブル。そしてこの曲のメロディアスなテーマを経て、アンダーソンが形而上的な難解な歌詞を飛ぶ鳥のように歌い上げていく。その後、オルガンのテーマが動から静への変遷を告げる。幻想的な静寂にシンセを背景にYESの美しいコーラスワークがさらなる幻想世界へ引き込んでゆく。それから荘厳なチャーチオルガンが滝のように流れ落ち、眠りから覚めたようにまた5人の技巧が炸裂し、リックの流麗で華麗なオルガンソロから、さらなる演奏の頂点へ上り詰めてゆく。そして感動的なクライマックスが聴く者を待っていた…