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Glamour (1988年)
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Glamour
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解説 - Glamour
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1. 失恋船長 ★★★ (2024-10-18 16:13:08)

秋元康作詞の曲までやり夜のヒットスタジオなどの歌番組にも出ていたSHOW-YA。なんか中途半端なイメージが付きまとっていた彼女達だが、今作のリリースを機に一気にハードサウンドが花開く。それまでも、そういうテイストの曲はあったが、今作はオープニングナンバーからツーバスも全開。軽やかなキーボードソロ、そしてギターソロという展開までねじ込みグッと男前になる。そのオープニングナンバーの導かれ勢いよく飛び出した、艶やかなメロディックメタル、③などジョナサン・ケイン、リック・ニールセンによる楽曲提供まで受け、シングルとしてリリース。ラストには、その英語ヴァージョンまで入れて充実ぶりをアピール。哀メロナンバーの②も①と③の合間に埋もれることなく自己主張出来ているのが、このアルバムの出来の良さをアピールしている。
特にソロではギターが目立つようになり、歯応えが増した。80年代のL.Aメタルムーブメントが背中を押してくれたのかも知れないが、このバンドにとっては、ようやく一本筋の通ったハードサウンドを展開出来なのは嬉しい限りだったろう。
ヒット曲の多い次のアルバムの方が人気も知名度もある、でも、それはこのアルバムで作品としての手応えが後押しとなったのは間違いがない。メジャーレーベルでメタルバンドが飯を喰うのは困難だ。
そういう難題と向き合い闘った彼女達、寺田恵子恋の逃避行で瓦解するのだが、彼女達には時代を超越して魅了する秘訣がる。

それは普遍的なメロディと聞きやすさに特化したバランスに尽きる。適度にハードでエッジの効いたサウンド。キーボードが奥行きを広げるから親しみやすさがある。また寺田恵子の個性的な声だが癖がないのも一役買っている。



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