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STREETS OF ROCK & ROLL (2010年)
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STREETS OF ROCK & ROLL
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解説 - STREETS OF ROCK & ROLL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2018-09-08 14:54:24)

リバイバルブームの流れに乗りついにFrontiers Recordsが担ぎ出したのがキールなんだから驚きだ。メロディック専門レーベルがキールを手掛けるのかとびっくりしたんですが、かつての焼き回しでは終わらないKEEL再生に成功。まさにレーベルによるバックアップ体制の賜物だろう。
一聴して耳に残るサビメロの分かりやすさ、ビックコーラスまで用意しており、ライブではどうするだという不安は残るが、ロンのパートは出来過ぎなくらいレーベル印にまとめている。
懐かしきギターの響き、あえてドンシャリだねと言いたいあの音である。豪快なL.Aサウンド時代よりも洗練されたメロディが大増強、その辺りが今作最大の聴きどころ、勿論バンドらしい小気味い豪快なハードサウンドも搭載されているので、ファンなら安心して聴けますよね。もう少し力技の方がKEELらしいのかもしれませんが、これは大いにありな方向性でしょう。




2. 火薬バカ一代 ★★ (2021-04-05 23:51:54)

綺羅星の如きLAメタル勢の中にあって、ビッグ・ヒットには恵まれずともファンからは根強く愛されたロン・キール(Vo)率いるKEELが再結成を遂げて――正確には90年代にも一度復活を果たしているのですが――'10年にFRONTIERS RECORDSから発表した、通算5作目となるスタジオ・アルバム。
レコーディングに名を連ねたのは、リーダーのロン以下、マーク・フェラーリとブライアン・ジェイのGチームに、ドラマーのドワイン・ミラーといった黄金期のメンバー。ケニー・チェイソン(B)は不参加ながら、これだけ主だった面子が揃っていれば不満を漏らすファンはいないじゃないでしょうか。正直、ミッド・チューン2連発による本編の立ち上がりは少々地味で、「素直にスピード・ロック・チューン③で始めときゃいいのに」とか思わなくもなかったですが、印象的なGリフ、分厚いハーモニー、一緒に歌いたくなるコーラスを配した、嘗てのKEELを彷彿とさせるHRサウンドには思わず顔も綻びというもの。流石に年を重ねた分、やや落ち着きは感じられるようになりましたが…。
SABER TIGERの『PROJECT ONE』以来久々に耳にしたロンのVoも、KEEL解散中はカントリー業界で身を立てていたというだけあって、クドさが薄れ実力派シンガーとしての風格を感じさせるまでにレベルUP。その彼のVoと、スリリング且つ劇的に絡み合うツインGをフィーチュアして駆け抜ける③や、キャッチーなハードポップ⑩といった楽曲は、長年のブランクを瞬く間に埋めてくれる魅力を放っていますよ。
復活作として十分な手応えを感じさせてくれる1枚。後が続かなかったのが残念。



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