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MAGNET TO STEELE (1991年)
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MAGNET TO STEELE
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解説 - MAGNET TO STEELE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2017-09-03 14:56:51)

ほしいならかかっておいで!もうすぐ世界中が総立ち!カナダから90年代最大の衝撃!!と書いてある帯タタキに、仰け反りましたね。海綿体に血が集中しすぎて貧血を起こすほどするほどのセクシーさはありませんが、たしかに絵になるカッコいい女性シンガー、クリッシー・スティールのソロアルバム第一弾。カナダのHeadpinsにも在籍していた縁もあるのかHeadpinsのギター、ブライアン・マクレオドが全面バックアップ。ギタープレイのみならず楽曲提供も行うが、その楽曲提供の相棒が熱い、ほぼ共作しているのがティム・フィーハンですからね。AOR系の歌モノロックに精通している方なら身を乗り出さずにはいられないラインナップでしょう。
主役たるクリッシー・スティールのパワフルヴォイスを前面に押し出しつつもバラード系の楽曲を器用に歌いこなすセンスは流石の一言、爽快感と豪快なグループを両立させた歌モノロックが放つ普遍的魅力が満載の一枚。国内盤がリリースされただけの事はありますね。
男勝りとはこういう事かと言いたくなる、クリッシー姐さんのパワフルヴォイスのド迫力さと、曲作りの上手さがバランスよく共存しているのが素晴。そりゃ手練手管の猛者が組んでいるのだから悪いわけがないのでね。安心して聴けますよ。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-05-28 01:25:22)

カナダ出身の女性シンガー、クリッシー・スティールが同郷の人気ロック・バンドHEADPINSのメンバー、ブライアン・マクレオドの全面バックアップを受けてレコーディングを行い、メジャーのCHRYSALIS RECORDSから'91年に発表した1stソロ・アルバム。
作曲陣に名を連ねるティム・フィーファンやジェフ・パリスといった実力派メロディ職人の存在に釣られて購入に走った本作は、実際フックの効いたメロディとキャッチーなコーラス・ワークに彩られたメロディアスHRサウンドが大盤振る舞いされる、まさしくこちらの期待にばっちり応えてくれる内容。まぁどうしたって偉大なる先輩バンドHEARTの存在が脳裏にチラつく音楽性ではあるものの、逆に言えばHEARTが比較対象になるぐらいのクオリティが備わっているということですから。
主役たるクリッシー・スティールも、名前負けしない強靭さと、女性ならではのしなやかさを併せ持った卓越した歌唱力で楽曲の魅力を際立たせてくれており、そりゃブライアンもダービー・ミルズの後任としてHEADPINS加入を打診するわなと(結局その話が立ち消えになったことで、本作制作がスタートしたらしい)。特にヘヴィなヴァースから爽快なサビメロへの転調が効果的な②、ドラマティックなパワー・バラード④、躍動感溢れる⑥、重厚な曲調とキャッチーなメロディの取り合わせが絶妙な⑦、ドラマや映画主題歌に起用されててもおかしくない⑪といった楽曲の名曲ぶりは、彼女の熱唱あったらばこそではないでしょうか。
本国カナダではいくつもの音楽賞を受賞しまくった名盤にも拘わらず、長らくは国内盤が廃盤のままほったらかしにされている現状が残念でなりませんね。



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