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VICTIMS OF OUR SAME DREAMS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2015-11-26 01:49:10)

2015年発表の1st。

本編はオールドスクールな要素もあるブラックなんですが、アコギやブラス(っぽい音色のキー)などを使用し、やたらと低音の効いたアンビエントパートが、特にメインという訳でもないのに凄く印象に残る作品。湿った、土着的な叙情性を大きなスケールで描いているというか、思わず畏怖を覚えてしまうような、濃厚な雰囲気があります。

ショップでは初期SATYRICONや初期GORGOROTHが引き合いに出されていましたが、黎明期のバンドと比べると(意図的に粗くしているとはいえ)整った音にも関わらず、それらが引き合いに出されるのは、その「湿った土着的な叙情性」が本編にも色濃く受け継がれているからだと思います。決して派手だったり衒ったりした音ではないですが、染み入るようなダークな雰囲気が通じる気がしますね。また、個人的には2曲目「Red Shining Moon」の後半のギターソロが特筆もの。調子が外れたようなトレモロが狂気的、だけどメロウで嫌でも記憶に残る感じ。

中古で安かったのでレーベル買いしましたが、なかなか悪くない作品です。時折ヴォーカルのパフォーマンスが物足りなかったりなどはありますが、確かにブラック黎明期のダークさに通じる雰囲気のある音だと思います。



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