1996年7月8日にAtlantic Recordよりリリースされた14th Single。
1996年にシングルとしてリリースされたオリジナル・バージョンのほかに、アルバム『DAHLIA』に収録されたストリングスとボーカルだけで構成された Acoustic Version と、ビル・ホワイトエイカーによるアコースティック・ギターをフィーチャーした Last Mix がある。オリジナル・バージョンはHIDEの死去に伴い、ジャケットを変えて1998年7月に再リリースされた。Last Mix は1997年の解散の際にシングルとしてリリースされた。2001年には『THE LAST LIVE〜最後の夜〜』で演奏されたライブ・バージョンを含めた全てのバージョンを収録したものがリリースされた。
セールスはX JAPANのシングルで4番目、オリコンチャートでは週間1位を獲得した。YOSHIKIが音楽を担当した映画『X』のテーマ曲として使われたほか、2001年当時内閣総理大臣であり自由民主党総裁であった小泉純一郎が自ら出演する自由民主党のCMソングに使用したことで、現在でも特に知名度の高い楽曲となった。小泉は2004年の参議院選挙に向けたCMで自身が最も好んでいる「Tears」の使用を考えていたが、選挙戦に涙はそぐわないとして「Forever Love」を再び採用した。
X JAPAN解散後の1998年5月7日に築地本願寺で行われたHIDEの告別式で、鎮魂歌としてYOSHIKIによるピアノの伴奏でToshIが歌った。PATAとHEATHはX JAPANのステージ・ポジションで担当楽器を持ち、終始俯いていた。
歌詞はタイアップとなったCLAMP原作アニメ映画『X』のりんたろう監督の描いた絵コンテを読み、作詞された。なお、映画『X』が公開される3年前に発売されたプロモ的ビデオ『ダブルエックス』には、「紅」「Silent Jealousy」「ENDLESS RAIN」「X」の4曲が使用された。
YOSHIKIは日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』のチャリティー・オークションで、作曲したときの直筆の楽譜とCDを出品し、その落札金額360万円をカンボジアにおける学校建設のため寄付した。
作曲のYOSHIKIが千葉県館山市の出身であることから、館山市では2012年12月24日から金・土・日曜と祝日の午後5時に防災行政無線で「Forever Love」を放送している。
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
1996年度年間47位(オリコン)