1995年1月1日、Ki/oonよりリリースされたライブアルバムである。
2年の東京ドームにおいて3日間に渡って開催したライブ『破滅に向かって』をCDに編集した。
ベーシストのTAIJIが出演した最後のライブである。
TAIJIは1991年12月31日、正式メンバーとしてX脱退した(92年フールズメイトのインタビューより)。ラストステージとしては本作に収録された1月7日の東京ドーム3daysである。Xからの公式な発表では音楽性とファッションの違いとされていたが、沢田自身は自伝の中で「自分がバンド内での収入格差に文句を言ったのとYOSHIKIのドラムプレイに対して平気でダメ出しをする様になり、彼との間に軋轢が生じたからではないか」と述べている。一方、YOSHIKIは自伝『佳樹』の中で「TAIJIのベースはXに必要だったが、TAIJIが自分との約束をいとも簡単に破ったこと」を原因として挙げている。
同日のライブでは「ROSE OF PAIN」「Say Anything」も演奏されたが、本作には収録されなかった。