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魔女伝説 (2012年)
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魔女伝説
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解説 - 魔女伝説
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2008-06-29 21:37:00)

和製メタル・クィーンの元祖・本城未沙子が、LOUDNESSのメンバーの全面バックアップを受けて
'82年に発表した1stアルバム。(他にも、NOVELLAの永川敏郎や、作詞家の亜蘭知子らも全面参加)
後発の浜田麻里が、メタル・ファンに与えた圧倒的インパクトと比べてしまうと、やはり、歌唱力的にも楽曲的にも
聴き劣りする感は否めないが、生瀬範義画伯の手による美麗なジャケット・アートワークも目を惹く
このデビュー作に限って言えば、彼女の全カタログの中でも最もヘヴィ・メタリックな内容に仕上がっていて、なかなかにカッコイイ。
オリジナル曲の弱さは如何ともし難いものの、RIOTの④、LOUDNESSの⑤、CREAMの⑥、パット・べネターの⑦、
RAINBOWの⑧、SLADEの⑨と、本編の大半を占め、且つ大胆なアレンジを施されたカヴァー曲の数々が、その弱点を
大きく補っていて、特に、ストリングスを導入して、よりドラマ性を高めた仕上がりの⑤や、有名な原曲を弄くり倒して、
スピーディなHMナンバーに作り変えてしまった⑥、レゲエ調の前半から一転、パワフルに盛り上がっていく劇的な⑦
(クライマックスで炸裂する、二井原実のソウルフルなシャウトが圧巻)は、非常に秀逸な仕上がり。
あと、QUIET RIOTに先んじて“CUM ON FEEL THE NOISE"をカヴァーした先見の明も評価されるべきか?
構成的には反則技もいいところだが、質は間違いなく高く、個人的には本城未沙子の作品では、これが一番好きかな。
尚、現在では彼女の初期3枚(『魔女伝説三部作』)を完全収録した、便利な2枚組アンソロジー盤が発売されているので、
興味を持たれた方はそちらをどうぞ。ところで、早川めぐみの旧譜は再発されたりしないのかな~。




2. 失恋船長 ★★ (2008-07-13 17:23:00)

プロデューサーに高崎晃を迎えLOUDNESSのメンバーが全面的にバックアップして制作された魔女伝説三部作の第一弾にて1st。因みにLOUDNESSのキャッチコピーも悪魔に魂を売った男達でしたから、こう言うイメージが当時のHM/HRにはありましたね。
甘ったるいアイドル顔負けの稚拙な歌声に赤面しそうになりますが
演者のプレイは素晴らしく数々の名曲をギター一本でどうアレンジするのか
楽しみにしたものですCUM ON FEEL~は本城三沙子で知りましたし個人的には高崎の弾くRIOTの「WARRIOR」やRAINBOWの「LOST IN HOLLYWOOD」なんかが聴きたくて購入しました、セルフカヴァーのバラード⑤なんて大胆なストリングスアレンジを施しオリジナルを遥かに超える壮絶な泣きを発散していますLOUDONESSファンなら押さえて損はないかと思いますよ。参加メンバーに紫等で活躍していたドラマー宮永英一、キーボードで永川敏郎の顔も見れます。ジャパメタ創世記に近い年代の作品に興味のある方は聴いてみてはいかがでしょうか、LOUDNESSとは違った高崎のギタープレイを聴くだけでも価値は充分にあると思います。



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