プロデューサーに高崎晃を迎えLOUDNESSのメンバーが全面的にバックアップして制作された魔女伝説三部作の第一弾にて1st。因みにLOUDNESSのキャッチコピーも悪魔に魂を売った男達でしたから、こう言うイメージが当時のHM/HRにはありましたね。 甘ったるいアイドル顔負けの稚拙な歌声に赤面しそうになりますが 演者のプレイは素晴らしく数々の名曲をギター一本でどうアレンジするのか 楽しみにしたものですCUM ON FEEL~は本城三沙子で知りましたし個人的には高崎の弾くRIOTの「WARRIOR」やRAINBOWの「LOST IN HOLLYWOOD」なんかが聴きたくて購入しました、セルフカヴァーのバラード⑤なんて大胆なストリングスアレンジを施しオリジナルを遥かに超える壮絶な泣きを発散していますLOUDONESSファンなら押さえて損はないかと思いますよ。参加メンバーに紫等で活躍していたドラマー宮永英一、キーボードで永川敏郎の顔も見れます。ジャパメタ創世記に近い年代の作品に興味のある方は聴いてみてはいかがでしょうか、LOUDNESSとは違った高崎のギタープレイを聴くだけでも価値は充分にあると思います。