(作曲・編曲:YOSHIKI)
当初は「Silent Jealousy」をアルバムの1曲目に据えていたが、オープニングにふさわしくないと判断し、その前置きになる曲として作られた。タイトルだけが先行して決定され、ジャケットにタイトルが刷り込まれた後、ロサンゼルスから帰国する3日前に1日で制作された。
インプロビゼーションによるインストゥルメンタル曲。曲の後半、一瞬音が途切れた次の瞬間に一音高い音が鳴り響き、その直後に不協和音が流れる展開になっているが、その一音がタイトルにあるEs Dur(ミのフラット)の音である。この一音はYOSHIKIがドライバーで直接ピアノ線を弾いて音を出している。
何時間もかけレコーディングを行い、やっとの思いで納得のいく演奏を録音できたが、外国人のエンジニアにうまく伝えられず、一度録音を消去されてしまったことがYOSHIKIが英語の上達に励むきっかけとなった。