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Theme from the Burning / The Burning / RICK WAKEMAN (火薬バカ一代)
The Burning / RICK WAKEMAN (火薬バカ一代)
Jeanne D'Arc / Destination / ELOY (火薬バカ一代)
Destination / ELOY (火薬バカ一代)
Some Other Time / I Robot / THE ALAN PARSONS PROJECT (デルモンテ古呉)


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Theme from the Burning / The Burning / RICK WAKEMAN
邦題“バーニングのテーマ”を冠してシングル・カットもされている名曲。
ピアノとシンセが奏でる美しくも不穏なメロディに聴き惚れると同時に
実際に映画見ると内容との落差にビックリすること請け合い。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-01-24 08:08:23)


The Burning / RICK WAKEMAN

劇中に登場する殺人鬼を勝手に「バンボロ」と命名したり、真偽不明の「絶叫保険」や「全米27州で上映禁止!」(単に公開規模が小さく上映されなかっただけ)といった過大広告等、東宝東和が仕掛けたハッタリ宣伝の数々でもマニアから愛されるスラッシャー映画『バーニング』公開に合わせて、'82年にリリースされた同作のサントラ盤。
本作の音楽担当は誰あろうリック・ウェイクマン。YES時代はもとより、ソロでも『ヘンリー八世の6人の妻』みたいなアカデミックなコンセプト・アルバムを発表してきた御仁と、トム・サヴィーニが腕を振るったゴア描写ぐらいしか売りがない低予算ホラーに全く繋がりが見出せなかったので最初は同名の別人かと思ったもんでしたが、間違いなくご本人。考えてみりゃ『エクソシスト』の昔から恐怖映画と美旋律は相性が良く、GOBLINは言うに及ばず、キース・エマーソンだってイタホラ『インフェルノ』のサントラとかを手掛けたりしてますもんね。実際、リックが曲作りと演奏に関与し「THE WAKEMAN VARIATIONS」として括られる前半5曲は、いずれもミステリアスかつドラマティックな仕上がりで聴き応えは十分。特に美しくも物悲しい映画のテーマ曲①、少々牧歌的な前半から、テクニカルなKeyを配してスリリングに盛り上がっていく③はグッと来る名曲ですよ。
アルバム後半には劇中で流れる能天気なカントリー・ソングや、曲でも何でもない登場人物の語り(というか怪談話)も含まれていたりするので、彼のソロ作そのものを期待するとやや肩透かしかもしらねど、個人的には映画自体に思い入れがあるので無問題。その辺含めて1枚丸ごと大いに楽しませて頂きました。再発に感謝ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-01-23 00:35:35)


Jeanne D'Arc / Destination / ELOY
ジャンル・ダルクをテーマに取り上げた、アルバムのラストを締め括る7分越え大作ナンバー。
大仰な盛り上がりはなく、どちらかといえば淡々と展開していく曲調ながら
美しくも物悲しいメロディや讃美歌を思わす混声コーラスを巧みに用いて
長尺でもダレずに綴りきる手腕にベテランの技前が光ります。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-12-25 07:42:40)


Destination / ELOY

80年代から90年代にかけてのジャーマン・メタル・シーンを語る上で欠かすことの出来ないプロデューサーの一人であるフランク・ボーネマン(Vo、G)が率いたELOY。そのバンド名のインパクトゆえ、音は知らなくても名前は聞き覚えがあるというHR/HMリスナーも多いと噂される彼らが'92年に発表した…何枚目なんだろ?15作目なの?アルバム。
60年代末のジャーマン・ロック黎明期から活動してきた超がつくベテラン・バンドながら、日本盤のリリースとはあまり縁がなかったようで、本作は90年代のジャーマン・メタル・バブルに紛れる形でひっそりとビクターから発売されていました。ほぼフランクのソロ・プロジェクトと化していたこの頃の彼らが聴かせてくれるのは、哀愁のメロディと美しいコーラス・ワーク、時にフルート等をアレンジに用いたドラマティックな曲展開とに彩られたプログレッシブ・ロック・サウンド。7分越えの楽曲が大半を占める大作主義を貫きつつ、ユーロ・プログレ的な取り留めのなさは然程感じられず、しっかりと起承転結を打ち出した仕上がりになっているのは、やはり長らく独産パワー/メタル系作品で腕を振るってきたフランクならではか。本人のVoは線が細くやや頼りないのですが、繊細さがメロディの哀愁味を引き立て、クセのない声質は分厚いハーモニーに程好く溶け込んでいます。エッジの効いたGリフの刻みの上を讃美歌調のコーラスが美しく舞う⑤、ジャンヌ・ダルクの生涯を儚くも荘厳かつ劇的に描写した⑧は、ELOYの真骨頂が堪能できる名曲ではないでしょうか。
他のカタログも聴いてみたくなって「エロイ」「作品」で検索かけてみたんですが、18禁モノばかり引っ掛かってきて全然参考にならないっつー。

火薬バカ一代 ★★ (2024-12-24 00:58:48)


Some Other Time / I Robot / THE ALAN PARSONS PROJECT
繊細なイントロ、ヴォーカルパートを経てダイナミックな展開。もう少し長くても良かったのになぁ

デルモンテ古呉 ★★★ (2024-10-12 16:34:53)