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Don't Take Your Love Away / Drastic Measures / KANSAS (火薬バカ一代)
Drastic Measures / KANSAS (火薬バカ一代)
Long Way Out / VELVET PΛW / VELVET PΛW (火薬バカ一代)
Here Comes The Rain / MAGNUM (失恋船長)
I Won't Be Home Tonight / TONY CAREY (名無し)
Satori / FLOWER TRAVELLIN' BAND (失恋船長)
The Monster Roars / MAGNUM (失恋船長)
Fooling Yourself (The Angry Young Man) / The Grand Illusion / STYX (MK-OVERDRIVE)
Towerblock / Falling Satellites / Frost* (cri0841)


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Don't Take Your Love Away / Drastic Measures / KANSAS
明るくポップな仕上がりの『DRASTIC MEASURES』の中にあって
哀愁を帯びたメロディ、メリハリの効いた曲展開等々
プログレ・ハード路線の面影を残した名曲です。
これをディノ&ジョン・エレファンテが手掛けているのですから
やはりこの兄弟の作曲センスは傑出していますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-04-15 23:33:04)


Drastic Measures / KANSAS

バンドの看板でもあったバイオリン奏者ロビー・スタインハートの去ったKANSASが、'83年に発表したジョン・エレファンテ加入2作目となる9thアルバム。
前作収録の名曲“PLAY THE GAME TONIGHT”のスマッシュ・ヒットに気を良くしたレコード会社の「もっとコマーシャルなアルバム作らんかい」との圧力により、曲作りの主導権がケリー・リヴグレン(G)から、フロントマンたるジョンと、彼の兄でプロデューサー/コンポーザーとして鳴らすディノ・エレファンテに移行。それに伴い、ニール・カーノンが手掛けた乾いた音作りといい、シンセを大々的にフィーチュアしてメロディから湿り気が、曲展開からはプログレ色が減じられた楽曲といい、今作は(まさしくアルバム・タイトルが示す通り)大胆な作風の刷新が図られた仕上がりとなっています。
正直、スティーヴ・ウォルシュ在籍時代のKANSASサウンドを期待すると肩透かしを食う可能性大ですが、「ディノ&ジョンのエレファンテ兄弟が取り仕切ったメロハー作品」と気持ちを切り替えて本作に接すると、GリフがSURVIVORの“EYE OF THE TIGER”みたいな①とか、後に続くカラッと明るくポップな②とかも「これはこれでありだね!」と思えてくるから不思議ですよ。またアルバム後半には、山あり谷ありの曲展開をアップテンポで駆け抜けていく⑦、ケリーのペンによる、タメを効かせつつ重厚に盛り上がっていく⑧&リズミカルな曲調に哀愁のメロディが乗せられた⑨といった、かつてのプログレ・ハード風味がさりげなく薫る逸品もちゃんと収められていることを付け加えておきます。
KANSAS入門盤にゃお薦めしかねますが、スルーは勿体なさ過ぎる。自分なりの曲順を考えてみると、より評価が高まる1枚かもしれませんね。

火薬バカ一代 ★★ (2024-04-11 00:28:27)


Long Way Out / VELVET PΛW / VELVET PΛW

心地良く疾走する、1stアルバム中にあっては
比較的ストレートなロック・チューン。
とはいえコーラスの重ね方等、技ありなアレンジには
しっかりこのバンドらしさが宿っています。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-03-27 00:10:32)


Here Comes The Rain / MAGNUM

Here Comes The Rain

前作はアルバムジャケからも分かるようにダークな路線であった。パンデミックによって世界が混乱した、そういう背景が、ああいった音楽性に傾けたのだろうが、今作では、そういうネガティブな要素を排除。従来のロマンティックかつドラマ性の高い叙情派サウンドへと舵を切り、ポジティブなムードに包まれている。
優美なメロディを紡ぐギターワークとそれを支える熟練のリズム隊。彼らから繰り出される堅実なリズムはキビキビとしており、生身のグルーブを感じさせる。だからこそトニー・クラーキンのギターも生きるのだろう。
自らのプレイよりもバンドサウンドを重んじるトニーの職人技は普遍的でした。かつてGoodnight L.A.というアメリカンナイズドの極地のようなアルバムをリリースしてバンドは本当にGoodnightしてしまいファンを落胆させたが、再びシーンに返り咲いてからはコンスタントに作品をリリース。
ベテランとは思えない創作意欲とクオリティの高さに驚かされました。確かにシンガーのボブ・カトレイは加齢からくる衰えは否めない。今作ではテクノロジーの恩恵を受け上手く乗りきっている。
このバンドはボブの温かみのある歌声とメロディによる二本柱が最大の魅力だ。ボブの歌声を生かした楽曲構成、主役は歌である。

ある意味、前作はハードさが目立ったものであった。今作よりもトニーのギターが目立っている。今作では楽曲の一部として控えめである。しかし、それこそマグナムだと思わせる一面が強まった。
今作がトニー・クラーキン遺作となったのは残念だが、個人的には前作でなくて良かったと思っている。不思議な事なのだが③曲目のSome Kind of Treacheryを聴いていると、マグナムの歴史が走馬灯のように流れる。Goodnight L.A.もいい思い出だ。

トニー・クラーキンなくしてマグナムはあり得ないだろう。勿論、ボブ・カトレイ無しも同様。当たり前に新譜が出るものだと思って生きていたので、寂しいですねぇ。今年はマグナムのアルバムを振り返る一年になるだろう。
今作は感傷的な気持ちに浸らせるだけではない、現役バンドとしての魅力。何より駄作とは無縁のバンドだった。
③から④の流れに涙腺が緩みます。いいなぁ、このメロディ、素直に心に染み渡ります。だからPVも作られた⑤が最高にカッコいいのよ。
悲しくなって、アルバムを一旦停止しながら聴いています。リリースされてから一度も最後まで完走出来ないのよ。このバンドが終わりを迎えたという事実を受け入れられん。

失恋船長 ★★★ (2024-03-11 10:04:06)


I Won't Be Home Tonight / TONY CAREY


レコード会社もレビューかいているヤツも英語だ出来ないからね
じゃあお前は英語出来るってのか
おまけに余計な事書きやがって馬鹿野郎

名無し (2024-02-27 14:29:03)


Satori / FLOWER TRAVELLIN' BAND

今や伝説のバンドとして語り継がれる日本黎明期のハードロックバンド。特に凄いのは海外で契約を交わしシッカリとリリースされた奇跡。メジャーリーガーで例えるならばラウドネスが野茂英雄ならば、このバンドはマッシーこと村上雅則だろう。1971年なんて女子供をだまくらかす、グループサウンズが終焉を迎えた時期、そして彼らはそんなGSブームの中でもしっかり地に足を付けて音楽と向き合ってきた希有な存在だ。
その功績は、日本という特殊な環境、芸能界のルールみたいなものがあり、このバンドの付いてはマニアが語り継ぐ程度なのだが、現在では海外のDOOM系アーティストが影響を受けた事を公言したり、公に紹介したり等もあり、現在の日本人以上に認知度が上がっている。逆輸入現象が起こっているのだが、この音を聴けば納得であろう。東洋的な音階と西洋のロックが融合、西洋人の真似だけではない和の世界を持って洋を制した独自性を極めた意欲作だ。
今聴いても古さよりも古典的なロックとして十分に若い人を魅了するだろう。もっと言えば、日本と言うよりはアジアであり、インド的なニュアンスすら感じさせ、革新的なスタイルで勝負している。
確かにこの音は70年代のアメリカやカナダで支持されても不思議はない。大手アトランティックと契約を交わし海外でツアーも行ったホンモノの男達。完全にサイケ/ストーナー/ドゥームのプロトタイプロックである。

とは言えGSの次はフォークです、みたいな日本に彼らの居場所はない。僅か3~4年程度の短命な活動時期があったために、今ひとつ認知度を上げられなかった彼らだが、もし本格的に海外に根ざして活動を続けていたらどうなっていたのかと逡巡たる思いに駆られますね。

このバンドの存在はギターサウンドだけではない、以外と出番が少ないジョー山中の歌声も見逃せない、サミュエル・L・ジャクソンみたいな声が耳に残りますよね。そして英語に不自然さがなかった(何年聴いて訛りはわかりまへん、ワテには無理だっせ旦那はん)これが最大の強みだろう。アジア人という強烈な個性と、それに負けない音があったから伝説と化したのだろう。

日本と違いアメリカ、カナダなルックスで評価されない。顔がイイから実力は二の次三の次なんてウンコみたいな文化はない。そこも彼らがウケた証拠だろう。

今聴いても刺激的なサウンドだ。

失恋船長 ★★★ (2024-02-15 01:29:00)


The Monster Roars / MAGNUM

英国の伝統的なスタイルを頑なに守り通すメロディックメタル界のレジェンド。衰えは隠せないがボブ・カトレイが歌うメロディ、その美しき旋律に寄り添うのは盟友、トニー・クラーキン。けして我を出さずにバンドサウンドを支え続けたトニーの愛情溢れるサウンドは、儚くとも美しき憂い満載の叙情派ロック、その扇情的な美旋律の数々に心も奪われます。
余計な説明など一切いらない、ただひたすらに、この世界に耳を傾け没頭するのが一番でしょう。ジャケが示すように、ダークな世界観を描いてはいるが根底にあるのは、懐の深いドラマティックなメロディックメタルの旨味、トニー・クラーキンがプロデュースを担当して曲を書いている間は安心ですね。
今年に入りトニー・クラーキンの訃報を耳にする。また一つ巨星がこの世を去りました。残念でなりません。
日本ではイマイチ跳ねませんが、メロディアスなロックが好きな人にはマストで知って欲しいバンド。この芳醇なる音の世界に魅了されるでしょう。特筆するようなハイテクニックなど必要なし、でも不思議な程、聴いていると別の異世界へと誘うような飛翔感がる。それが、このバンド最大の魅力です。
ストーリーテラーの如き存在でバンドを牽引するボブ・カトレイ。相棒亡き今、このバンドがどうなるのか気になりますね。

失恋船長 ★★★ (2024-02-14 18:43:39)


Fooling Yourself (The Angry Young Man) / The Grand Illusion / STYX
TOMMY SHAWがSTYXに残した名曲と言えば"Crystal Ball"・"Blue Collar Man (Long Nights)"・"Boat on the River"の3曲が印象深いですが、1978年2月にリリースされたこの曲も忘れてはなりません。全米チャートでも最高29位と健闘しました。非シングル曲の収録アルバムタイトルトラックに擦り寄った曲調に乗せて"怒れる若者"に対するメッセージを発しています。得てして鼻息が荒いのは若造あるあるですからね、"Let's see what you've got, just take your best shot"のくだりはトミーがSTYXの中では新参者の立場であった自身に言い聞かせているのかも。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-01-27 02:09:30)


Towerblock / Falling Satellites / Frost*
何百回聴いても飽きない。奇天烈だけど華麗。これがFROSTだ!

cri0841 ★★★ (2024-01-06 15:42:14)