この曲を聴け!
最近の発言
Fly Paper (live) / War Dance (火薬バカ一代)
War Dance (火薬バカ一代)
It's a Lie / Our Cross - Our Sins (火薬バカ一代)
Our Cross - Our Sins (火薬バカ一代)
Our Cross - Our Sins (失恋船長)
War Dance (失恋船長)


MyPage

RONDINELLI - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


Fly Paper (live) / War Dance
巧みな押し引きで曲展開を先導するボブ・ロンディネリのドラム、
レイ・ギランの情感迸る歌声、泣きを湛えたテディ・ロンディネリの
ギターが13分以上の長尺を全くダレさせることなく聴かせきる大作ナンバー。
ライブ録音であることも忘れてしまうアルバムのハイライトです。

火薬バカ一代 ★★★ (2022-08-19 00:34:36)


War Dance

RAINBOW、BLACK SABBATH、MSG、BLUE OYSTER CULTといった錚々たるバンドで腕を振るってきたボブ・ロンディネリ(Ds)が、兄弟のテディ・ロンディネリ(G)と共に結成。'02年発表の1st『OUR CROSS, OUR SINS』(この時のVoはトニー・マーティン)で日本デビューも飾っているRONDINELLIが、’85年に残したお蔵入り音源がこちら。ちなみに参加メンバーはロンディネリ兄弟に加え、現MEGADETHのジェイムズ・ロメンゾ(B)、そして故レイ・ギラン(Vo)という、今となってはかなり豪華な面子が揃っています。
本編はスタジオ音源4曲、ライブ音源4曲の計8曲で構成。コージー・パウエルも認めたボブ兄ィのタイトなドラミングと、知名度では兄に一歩譲るものの腕前は確かなテディのGを軸とした正統派HMを演っていて、フックに乏しい前半を聴き終えた時点では『OUR CROSS~』同様、悪くはないけど決め手に欠ける内容なのかなぁと思ったものですが、本作の真価はむしろオマケと捉えていた後半のライブ音源にこそあり。特にここで存在感を発揮するのがレイ・ギランのVoで、スタジオ音源と比較しても何ら遜色のない、どころか、それを遥かに上回るパワーとエモーションを漲らせた熱唱は、後にBLACK SABBATHやBADLANDS等での活躍を予感させるに十分な仕上がりっぷり。彼のVo、ボブ兄ィのシュアなドラミング、テディの泣きのGが10分以上に及ぶ長尺を濃厚に盛り上げる⑤⑥辺りにおけるパフォーマンスは圧巻の一言に尽きますよ。
現在では1stアルバムも本作も入手困難になってしまったようですが(というか需要がないだけか?)、もし見かけたら手に取って頂けましたら幸いです。

火薬バカ一代 ★★ (2022-08-18 00:13:37)


It's a Lie / Our Cross - Our Sins
開幕早々、ボブ・ロンディネリの猛烈なドラミングからスタート。
本作に賭ける彼の意気込みの程が伝わってくるかのようです。
正直メロディに関してはあと一歩フックが足りていない感はあるのですが
ボブ兄ィのドラミングを追いかけているだけで結構楽しめてしまうという。

火薬バカ一代 ★★ (2018-11-18 02:17:53)


Our Cross - Our Sins

ボブ(Ds)とテディ(G)のロンディネリ兄弟によるプロジェクトが、トニー・マーティン(Vo)、ニール・マーレイ(B)らの助力を得て’02年に発表した1stアルバム。
メンバーの4分の3が元BLACK SABBATHというこの布陣、アートワークはファンタジックで、歌詞や曲名にはDRAGONやらEVILやらCROSSやらの単語が並ぶ…とくれば、弥が上にも濃厚な様式美HMサウンドへの期待感が高まるわけですが、本作はそうした期待に必ずしも応えてくれる作風ではないので注意が必要です。ここで聴けるのは間違いなく正統派HMであり、面子が面子だけにサバスの『CROSS PURPOSEES』(’94年)を彷彿とさせる楽曲も点在しているものの、メロディの湿り気や楽曲のドラマ性は控えめで、折角のマーティンのVoもこれだと声質のアクのなさがマイナスに作用してしまい、キメ曲不在の本編と相俟って、油断すると右から左へ聴き流されかねないアッサリ薄味仕様という。
そんなボンヤリ気味な本編で気を吐くのがボブ・ロンディネリ(以下ボブ兄ィ)のドラミング。これまで然程強い印象を受けた覚えのないプレイヤーでしたが、どっこい。本作ではリードオフマンとしての役割を全うすべくパワー全開。その力演ぶりは、全身から湯気を立ち昇らせてドラムキットと格闘するボブ兄ィの姿が目に浮かぶよう。前に出過ぎていて鬱陶しく感じる人もいるかもなれど、個人的にはこんなん好きにならないわけがねぇ、と。彼のドラムが楽曲自体を強力に推進させる①②⑨辺りは今聴いても「すげぇ頑張ってんなぁ」と顔が綻んでしまいますよ。
客観的に評価すればHM作品としては平均点ぐらいでしょうが、ボブ兄ィに対する好感度は爆上げな1枚です。

火薬バカ一代 ★★ (2018-11-16 23:29:13)


Our Cross - Our Sins

Cross Purposesで共演しているトニー・マーティンをシンガーに迎え、ベースには同じくサバス等多数の経歴を重ねている歴戦の兵、ニール・マーレイをベースに迎え入れたロンディネリ兄弟がメインのバンドが2002年にリリースした2nd.国内盤はキングレコードから10曲入りでリリースされており、僕が持っているのは9曲入りの輸入盤です。2000年以降の中途半端な正統派メタル、メンバーの割の小さくまとまっており、決め手に欠ける印象を持ちますが、2002年リリースだから仕方がないのかな?と割り切って聞きました。マーティン節も健在だし上手い演奏なんですが曲がイマイチ面白くない。ブルージーなナンバーなんかもあるし光沢のあるサバス風の曲も用意されているのですがやっぱり決め手に欠けた地味な印象を拭えません。でもこれが聞き進むにつれて、叙情的でマイルドな音色を奏でるギターとツボを押さえた老獪なテクニックを響かせるリズムプレイの心地よさ、更には、ここでもレイ・ギランの後任にトニー・マーティンなんですかという関連性やサバス裏番長組の躍進をニヤニヤとさせられながら楽しむのも一興でしょうね。聞きこむほどに味の出る地味な一枚。マニアなら秀でた部分を愛でて楽しむのもこれまた一興でしょう。にしてもトニー・マーティンはスタジオでいい仕事をする割には、作品に恵まれませんね。

失恋船長 ★★ (2014-04-10 16:16:42)


War Dance

Rainbow・Black Sabbath・Blue Öyster Cult・Riot・Axel Rudi Pell等でドラムを叩いたボビー・ロンディネリと、兄弟だったと思いますギターのテディ・ロンディネリにBlack Sabbath・Badlandsや横関敦にジョージ・リンチのソロ、フェノミナ2なんかでも歌っていた、今は亡き魂のシンガー、レイ・ギランにWhite Lion・ザックワイルド関連のバンドやMegadethなんかのベースとして知られるジェームス・ロメンゾ等が集い結成されたバンドが1985年に録音されお蔵入りした作品が1996年に突如日の目を浴びることになった幻の一品を紹介します。前半4曲スタジオ録音に後半4曲がLIVE音源ということでコレクターアイテムの復活的なニュアンスを感じますが、これが時代背景をそのままに照らし出した適度に乾いた正統派のUS産メタルを披露、キーボードも効果的に使い厚みのあるコーラスハーモニー等も生かしたアレンジが冴えわたる聞かせてくれる一枚。当時は無名だったレイ・ギランも素晴らしいパフォーマンスを見せており、堅実なバックのプレイも心地よく安心して身を任せて聞けますね。ボビーのパワーヒッティングドラムも健在だし、テディのギターワークは所謂、ギターヒーロー然とした技巧的な面とフィーリングを生かした渋めのプレイを披露し、よりオーセンティックなサウンドワークに貢献しております。しかしなんと言っても主役はレイ・ギランの情感のこもったパワフルな歌声でしょう。伸びやかに朗々と歌い上げる姿にうっとりと聞き惚れてしまいます。この作品がどのようか経緯で埃に埋もれ、どのような経緯で発掘されたかは分かりませんが、良質なメロディと上手い歌を堪能されたい方はぜひとも聞いて欲しですね。ちなみに2002年にはトニー・マーティンとニール・マーレイが加わりアルバムをリリースしていますので、そちらも合わせて聞いて欲しいですね。正統派メタルマニアなら必ずは興味を持ってもらえるかと思いますよ

失恋船長 ★★★ (2014-04-10 15:45:02)