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FRENCH KISS (1977年)
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FRENCH KISS
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解説 - FRENCH KISS
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1. 帰ってきたクーカイ ★★ (2017-10-21 01:02:12)

 PARISを頻繁に聴いている。そのためBOB WELCHに興味を持ち、ちょっと集めてみた。
 FLEETWOOD MACのBOB WELCH在籍時の作品まで手が伸びていないのだが、ソロアルバムは思いのほかすぐに集まった。6枚しか出てないから。
 本作はPALISの3枚目に収録するつもりで用意されていた楽曲が、PARISが解散したためにBOB WELCHのソロ第1作として発表されたという経緯を持つ。そのようなわけなので当然ながらソロ作品の中で最も興味を引きますよね。だってPARISが大好きなんだもん。

 結論を先に言うと、とっても良いです。

 1~3曲目の流れが良いかなぁ。3曲とも名曲だと思う。メロディが良いし、ボブのヴォーカルが何とも言えず瑞々しい。
 ストリングスを用いたアレンジが、村上春樹さんの短編に出てくる「エレベーターミュージック」(個人的には例えば「白い恋人たち」とか。これはゲレンデミュージックと言った方が良いか?)を想起させるのだけれど、ギリギリのところで良いアクセントになっているものもある。ロックとエレベーター(ゲレンデ)ミュージックの融合。
 7曲目のEbony Eyesが名曲として言及されることが多いのだが、この曲のストリングスのメロディはくさすぎる。いや、決して悪くはないんだけれど、若干エレベーター(ゲレンデ)的世界に振れ過ぎているというか。まぁでも悪くない。悪くないよね。
 終盤にもしっとりしたメロディを持つ佳曲が収められ、アルバム全体としてバランスの良い仕上がりになっている。

 プラチナムを獲得しているのも納得な名盤です。



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