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EVERYTHING IS FIRE (2009年)
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EVERYTHING IS FIRE
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解説 - EVERYTHING IS FIRE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GOD ★★★ (2013-10-14 11:44:33)

2009年の2nd。

前作からメンバーチェンジがあり、専任ボーカルが脱退し、ベースがボーカルを兼任するようになりました。
今回のボーカルは前任者とは違い、高音喚きは使わずにグロウル一本です。
ブチ切れ度では前任者の方が上でしょうが、より暗い感じでこちらのほうが彼らの音楽性にはあってるかもしれません。若干音に溶け込みすぎな気もしますが、いいヴォーカルです。
音楽性ですが、前作に比べ攻撃性よりも混沌とした感じや暗さ、邪悪さをより強調した路線になりました。
ギターの音なんて有機物ですね。本当に不気味で怖い。混沌とした感じではDEATHSPELL OMEGAのリフを凌駕しているかもしれません。
ドラムは相変わらずテクニカルでファストなドラミングです。ツーバスも踏みまくりでブラストも激速。
グルーブ感もあって本当に凄いドラマーです。

最近のDSOやArkhon Infaustusの4thあたりが好きな方にもオススメ。
前作よりも更にキワモノ化した感があるので万人向けとはいえませんが、ハマる人はかなりハマるサウンドだと思います。




2. netal ★★★ (2014-10-16 23:52:17)

デスメタリックな蠢く低音リフとブラック的なトレモロも交えた高音リフが主とするが、このリフ捌きが本当にえげつない。
自由自在に荒れ狂う様は、さながら人の統制に余る天変地異の蠢きのよう。
更に、単体でもえげつないリフがカオティックな展開とブルータルかつ手数の凄まじいドラムに乗って複雑に絡み合う様は圧巻で、
強大な外力により急速に変異していく生命体の如しである。
特にブラック的なフレーズの使い方が実に印象的で、不穏さは勿論デスメタルらしからぬ神秘さすらも漂わせている。

そういった意味でDeathspell Omegaに通ずるものがあるが、
ことリフ捌きに関して、4th以降のDSOを軽く凌駕しているはおろか、『Kénôse』にさえも匹敵する凄まじさである。
リフ捌きだけでなく、曲展開の方も混沌としていながら決して飽きさせず、凄まじいリフ捌きに対する違和感も無い。
人を選ぶアルバムではあろうが、個人的には芸術の域にまで昇華された、衝撃的なテクデスであると思う。

気に入り度…96/100

おすすめ…Drown Within



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