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BY THE SERPENT AND WILL (FOR THOSE WHO CHOSE NOT TO SERVE BUT TO RULE AND CONQUER)
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BY THE SERPENT AND WILL (FOR THOSE WHO CHOSE NOT TO SERVE BUT TO RULE AND CONQUER)
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解説 - BY THE SERPENT AND WILL (FOR THOSE WHO CHOSE NOT TO SERVE BUT TO RULE AND CONQUER)
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-09-22 09:38:54)

2011年発表の2nd。

まるで機銃掃射のような、手数の多くブラストを多用するドラミングと、寒々しさよりもどこか妖艶さを感じさせるトレモロリフによるメロディで聴かせる、非常にブルータルなブラックメタルを展開。中南米産という言葉から連想されるようなダーティなアングラ感は余り無く、エクストリームメタルとして真っ当にハイクオリティな音で、音質もクリアで割と聴きやすい音。

メロディの妖しさとブルータリティで圧倒していく様にはちょっとNILEを思い出したりしましたが、こちらはヘヴィさよりも炸裂感を強調したような音作りになっている辺りがブラックらしいポイントでしょうか。また、時折裏返ったような悲鳴を上げるヴォーカルのやけくそ振りも特徴ですが…個人的には、少し素っ頓狂な感じがしてしまいこのパフォーマンスは今ひとつだと思う。グロウル気味の発声から持ち上げるように叫ぶところなんかは、素直にかっこいいと思えるんですが。

圧倒するようなハイテンションの中での、手数の多いブラストを絡めた弾幕的ドラミングと、妖しげなメロディをフィーチャーしたトレモロの応酬が非常に心地良い作品。分かりやすい魅力・質の高さがあって決して間口の狭い音ではないと思います。



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