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NOW HE SINGS, NOW HE SOBS (1968年)
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NOW HE SINGS, NOW HE SOBS
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解説 - NOW HE SINGS, NOW HE SOBS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. うにぶ ★★★ (2016-05-07 18:24:44)

例えばバド・パウエルやビル・エヴァンス、ソニー・クラークあたりを聴いて、アコースティックの「ピアノ・トリオ」なるもののイメージを固めていたとして、似たようなものを想像してこのアルバムを聴けば、ぶっ飛ぶこと間違いなしです。
この目くるめくスピード感、奔放で枠にはまりきらないエネルギーは、既存のピアノ・トリオの概念をすっかり塗り替えてしまいます。
過激で変幻自在なリズムと瑞々しいピアノのメロディの、奇跡的なバランスによる両立。
ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)とロイ・ヘインズ(ドラムス)の圧倒的なパフォーマンスと拮抗する迫力を保ちつつも、チック・コリアが奏でるメロディが清涼感を生み出し、何とも言えず気持ちいいのです。
『A.R.C.』(フリー・ジャズ要素強)や『Akoustic Band』(整合感強)もピアノ・トリオですが、問答無用で興奮させてくれるのは、断然こちら。



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