実は彼らってロックンロールが好きなんだって分かった一枚。最初はAFRICAやHOLD YOU BACKにつられて購入したんだけど、硬軟のバランスが非常によくて、全曲楽しめます。このアルバムはトータル面で非常に完成度が高いし、ロックスピリットがあふれてます。 そして、バカテクミュージシャンが集まりながら、アンサンブルを無視したスタンドプレイがないという面でも優れています。そしてさりげなくバカテクを盛り込んで、ただのTOP40バンドじゃないですよって所をアピールしてますね。 イヤミじゃないオシャレさが◎
さすがに売れに売れたアルバムだけにいい曲も沢山あります。 彼ら特有のAOR風味と豪華な産業ロックの空気が混ざり合った作品です。しかし、これがハードロックかというと、ちょっと違う。STEELY DANをもっと大衆的にしたというか、とにかく都会派の大人向け。TOTOのハードロック路線は次作から始まる。 「Rosanna」と「Africa」は特に人気も高く完成度の高い作品だと思います。でも個人的には「Africa」はライヴで聴いた方が綺麗に聴こえます。「I Won't Hold You Back」は名バラード。ライヴでは大合唱です。「It's A Feeling」なんかはもろにSTEELY DANだな~。「Afraid Of Love」はルークが歌う、彼のHR趣味が出た一曲です。 全曲聴いてみると意外に、良い曲とそうでもない曲がはっきりしているので、アルバムの整合感には欠けます。でも最初の曲と最後の曲があればそれでいいのかもしれません。
TOTOといえば「まずはIV」と思うのに、書き込みが意外に少ないので書きます。 ROCKの名盤であることは、もはや語る必要はないですね。 個人的にはサウンドが好みで、長年聴いてきたアルバムです。 別の角度から見るならば、ドラマーの必聴盤でもあります。 特にRosanaは16ビートシャッフルへの登竜門的な存在になりました。 Afraid Of Loveの8ビートのグルーヴや Waiting For Your Loveのタメの効いたタイム感とフィルは要注目。 もちろん、ギターの聴きどころもたくさんあります!!