この曲のイントロが持つインパクトの大きさに今更言及するのは烏滸がましい点は承知であるが、シングルのA面或いはアルバムの幕開けとしては最も聴く者を惹き付けて離さぬ演出であると思う。ジョージのギターソロはテープスピードを落とした上で録音されたものだという説が有力だが、ライヴではジョージはちゃんと弾いていたようだ。ジョンとポールのヴォーカルの対比も良い。但し、私自身はそんなに好きな曲でもない。それは上記より想像に難くはなかろうが、この曲が悪いのではなく、他の楽曲がより秀逸なのだ。 毎度の事ながら雑多な内容の羅列になったが、性懲りもなくもう一点言及させていただく。「Beatles Comes To Town」なるニュース映画(1963年)とA Hard Day's Nightを混同したせいであの邦題が付けられたといわれるが、いい加減、何とかならないか。