LAメタルの中で、最も正統的なへヴィ・メタルであり、メタルの歴史の中でも最高峰の曲の一つだと思います。 リフ的には、オジーの"Bark At The Moon"を彷彿させるところもあるが、ともかく、リフの途中の異常なピッキング・ハーモニクスの音がヤバイくらいに音が外れているのに、それが、ギリギリのところでノイズにならないですんでいる。 ギター・ソロは、火を吹くように物凄い。歌メロも非常に綺麗である。 ただ、ライヴでやると、いつもあのイントロのリフがグシャグシャにきこえるので、今ひとつだ。 歌詞は、当時はまだ問題が深刻になっていないAIDSに関して歌っている。 現在('04年3月)、小学生が援助交際でHIV感染してしまうほど深刻になっている。 "She promise paradise with the kiss of death" ただし、キスではうつりません。(ちょっと蛇足が多すぎましたね。)
バンド名にもなってるくらいだから、主はドンなんでドンをパパに例えれば、「平均的な収入のパパが働く家庭において、神業的な切り盛りの腕で、一家の収入では考えられないような豪華絢爛な家を建ててしまった、敏腕主婦」、がジョージみたいな。特にこの曲ではそう感じさせられる。ジョージのギターあってこそのKISS OF DEATHじゃないかな(ドンやジェフ、ミックがどうでもいいって言ってるんじゃないヨ)。ライナーに「アルバムは一曲目でキマる」って書いてあったけど、読んで「?はぁ~っ?!」って思ったけど、聴いて「!」って思ったなぁ。