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1999年発表のSINGLE。
映画「EDTV」のために書き下ろされた「Real Life (Radio Remix)」に、92年のチャリティーコンサートから「Keep The Faith」と「Real Life」のインストがカップリングされたシングルEP。ブルース・フェアバーンのプロデュースの下作られたこの曲は、ポップで親しみやすいメロディーの内側にも悲しくも力強い思いが込められており、ボンジョヴィらしい、身近で人間臭さがひしひしと伝わってくるような曲だ。しかし、その後のアルバム「CRUSH」はブルースをプロデューサーに迎え入れる予定だったそうだが、ブルースはもはや帰らぬ人となり、この曲はブルースとボンジョヴィが生んだ最後の曲となった。インストゥルメンタルはジョンのボーカルを聴くことは当然出来ないが、表情豊かなオーケストレーションが強調され、より哀愁を帯びたものとなっている。ただのインストヴァージョンではなく、秀作リミックスと呼べるのではないか。「Real Life」はオリジナル・アルバムには収録されていないため、「EDTV」のサントラかこのEPでしか聴けない。しかし、この1曲だけにも一聴の価値は充分にある。

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