とても抒情的ね…。頭からコージーの重~いバスドラ,スネアが響き渡る。この始まり方,メッチャいい! そして、やっぱこの曲を崇高にしてるのはトニー・マーティンのヴォーカルだと思う。 ヴァースではキーボードが静かに包みながらも歌メロを前面に強く押し出してて,とにかくメロディ勝負! そして、それはこれだけの表現力を持つマーティンだからこそ任せられることですね。 ロニーが力強く歌う"Heaven And Hell"の前半部を思わせますね。 ただ,それとは違い,この曲は途中から一気に展開を変えたりせず,このまま最後まで押します。 その分、2ndコーラス後では何処となくシンフォニックで印象的なメロディ、 3rdコーラス後にはギターソロを挟み、マーティンも歌い回しを変えたりと、 色々パターンを変えて工夫していて、最後までドラマティックで崇高な雰囲気を保っています。 もうここ何ヶ月間かは、気が付いたら毎日のように、 「Look through the people, and on through the mist to the hill of the headless cross♪」って歌っちゃってますよ(笑)。フルで歌っちゃうこともしばしばです(笑)。 あと、「Sing me a song. You're a singer♪」って歌いだしちゃうことも多いな~。 このどちらの曲にしてもそうですが、ここまで頭にこびりつく歌メロってのは滅多~にないですよ、ほんと。