高畑勲が監督・脚本を務めた1988年公開のアニメ映画『火垂るの墓』(英題:Grave of the Fireflies)にインスパイアされて制作された。
Michael Amottは以下のようにコメントしている。
「実は娘が「千と千尋の神隠し」が大好きだから一緒に何度も見たんだ。千と千尋は映画全体の雰囲気が好きで、それでジブリの他の映画や、似たような他のアニメの映画をチェックするようになって(『火垂るの墓』と)出会ったんだ。もの凄く悲しくて、リアルで、たまたまAngelaとも一緒に見たんだけど二人とも泣いてしまったんだ。最高のアンチウォー(反戦)の映画だよね。すごく人間的で、エモーショナルで、見終わってすぐにメロディーを書いたんだ。もちろん、映画で使われてる音楽に影響を受けたわけじゃないよ。歌詞はその後にアンジェラと二人で書いたんだ。しばらくは「Grave of Fireflies(火垂るの墓)」と呼んでたんだけど、あまりにも映画とイメージが近づいてしまうと良くないので名前を変えたんだよ。」
なお高畑勲は、『火垂るの墓』について「反戦アニメなどでは全くない、そのようなメッセージは一切含まれていない」と繰り返し述べたが、反戦アニメと受け取られたことについてはやむを得ないだろうとしており、これもまたその例の一つである。