ジャンルは全然違うのですが、個人的な感触はココ最近で云うとMEGADETHの「ENDGAME」に匹敵する衝撃度。 (80年代に全盛を極めた老舗バンドの、華々しい凱旋復帰みたいな印象) それくらいに抜群の・・・「瓢箪から駒(失礼かな?)」的ハイクオリティ作品です。 特に僕と同じアラフォー世代のメタラーの方々には、「懐古主義」なんてネガティブな思考や「まさか今更~」なんて疑心に囚われずに是非とも聴いてほしい快作。 グラマラスでありながら、現代的ヘヴィネスをもそつ無く上手にその血肉に漲らせたかのような絶妙のバランス感覚。1曲目の「Eat Me Up Alive」から鳥肌モノ(ギターソロなんて涙チョチョ切れるくらいカッコイイ)です。 凄いぜRATTの底力 !
衝撃のオープニングEat Me Up Aliveはピアシーの声がムステインに似てると感じているからか、MEGADETHがやっても良さそうなRATTらしからぬアグレッシヴな曲だ。 彼らも結構年いってるにもかかわらず、アダルトメタル(笑)路線に走らずこんなパンチのある曲を演ってくれるメタルキッズ魂は賞賛と尊敬に値する。 この曲のみならずアルバム全編に渡りハイクオリティ・ハイテンションだ。敢えて言わせて欲しい。それにしてもこのおっさん達、ノリノリである。と 2010年という飽和の時代にここまで捨て曲なしの名盤をまさかの往年のLAメタルバンドがかましてくれた。 BURRN!誌的に点数付けるならアルバムでのRATTにこれ以上のものは求めないので100点付けるわ。 どうでもいいことだが私の誕生日は8月4日でロビン・クロスビーさんにはシンパシーを感じていた。