2010年、6th。 トリート、完全復活!そう快哉を上げたくなる新作の登場だ!! 実際のところは、彼らに駄作はないわけで、久方ぶりに新作を出したらコレまた素晴らしい作品だったというだけのことかもしれない。 ただ、この充実ぶりは半端なものではない。 仄かな哀愁も漂わせる軽快ハードロック「1.the war is over」… こんなグル—ヴィなミドルテンポにこそセンス、底力が現れる「2.all in」… 同じくミドルテンポながら、同じようには聴かせない「3.papertiger」… 前半最大のクライマックス、彼らの炎のデクラレーション、新たなアンセム「4.roar」… 爽やかメインストリームバラード「5.a life to die for」… 頭から全く気を抜けない、全く"ながら(汗)"を許さない流れである。 歌が上手く、演奏が上手く、曲が良く、流れが良い。 これを聴かずして、何を聴く? これは、全てのメロディアスHRファン、全ての北欧メタルファンに聴かせたいアルバムだ。