かつての上司、ジェフ・ベック参加。 サウンド的には当時のテクノロジーを前面に押し出した作風なんだけど、ちょっと ピコピコしすぎ。トッド・ラングレンのカヴァー「CAN WE STILL BE FRIENDS」が 意外といい出来です。他にもFREEの「ALL RIGHT NOW」も取り上げているのですが ロッドと似たようなルーツを持つポール・ロジャースの歌いまわしとは違う仕上がりに なってます。アレンジ自体もダンサブルでやはりピコピコしてます。 しかし、ジェフのプレイは凄まじいものがありますね。同時期にリリースされた 彼の「FLASH」より本作でのプレイの方が鬼気迫るものがあります。 この頃にはすでにフィンガー・ピッキングに移行してたと思うのですが、結構な 早弾きなんかも披露してますね。 この作品、かつてのようにアーシーでもR&Rでもないんですが、コンパクトで バランスの取れた作品です。僕は結構好きですね。