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THRASH METAL (2007年)
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THRASH METAL
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解説 - THRASH METAL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 中曽根栄作 ★★ (2009-06-13 19:15:00)

07年の1st。
ドラムは元エンペラーなんだが、その繋がりで誰か入れてると思ってたょ、意外。
オーソドックスなスラッシュ・デスサウンドに、そのまんま極まりないタイトルが付けられているこの可笑しさと爽快さと頭の悪さ。
そして殺気。噴き出す霧氷の如し。
最早サンプラー物である。名作。




2. 火薬バカ一代 ★★ (2009-06-15 22:45:00)

元EMPERORのファウスト(Ds)や元HELLRIDEのピート・イーヴル(Vo、G)が籍を置き、日本人にはインパクト十分な
バンド名を名乗る(?)ノルウェーはオスロ出身の4人組スラッシャーが、'07年に発表した1stアルバム。
ヒステリックに喚きまくる絶叫型Vo、鋭角的に刻まれる湿度低めのカリカリなGリフ、そして、スパスパと切り裂くように
疾走するタイトなリズム隊・・・と、オールドスクールなスラッシュ・サウンドに、北欧ブラック・メタル流の殺伐とした
空気を加えて攪拌したかの如き作風は、まさに『THRASH METAL』という直球勝負のアルバム・タイトルと、
コミック・アーティストとしても知られるアレックス・ホーリー画伯が手掛けた、禍々しく
マッチョなジャケット・アートワークから想起される通りの好戦的な内容を誇る。
個人的には、スラッシーな攻撃性とメロディックなインスト・パートが巧みに組み合わされた、このバンドならではの
名曲③や、高いドラマ性と構築美を誇る、「まるで正統派HM」な10分以上に及ぶ大作インスト・ナンバー⑦が
イチオシなのだが、やはり本作の肝は、①②⑧といった殺気立った高速スラッシュ・ナンバーの数々か。
「このアルバムはフル・ボリュームで聴きやがれ!」という、裏ジャケに記されたメンバーの言葉に
力強く同意する、デス/ブラック・メタル、スラッシュ・メタル、双方のファンにアピールし得る魅力を備えた1枚。



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