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...Very 'eavy ...Very 'umble (1970年)
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解説 - ...Very 'eavy ...Very 'umble
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 杉本 剛 ★★ (2003-10-07 22:13:00)

1970年6月19日発表の彼らのファースト・アルバム。GYPSY収録のほか、COME AWAY MELINDA,LUCY BLUES,DREAMMARE,WAKE UP(SET YOUR SIGHTS)等、名曲が目白押し。HEAVY
&PREGRESSIVEな名盤で、音の輪郭がはっきりしていて聴き易い。現在、UKでは、ボーナス・
トラック入りのリマスター盤や、紙ジャケ仕様も出ている。日本でも帯びつき紙ジャケ盤が
ある。これは絶対買いだ!因みにジャケット写真のくもの巣に覆われた人物は、VOCALISTのDAVID BYRONである。




2. やまねこ ★★ (2003-10-19 11:05:00)

ユーライア・ヒープの中では、最も愛着のあるアルバムが本作。
ジャケは気持ち悪いですが、印象的。あの墓の中の死人は、Byronだったとは...
ここでは曲の大半を書いているMick BoxとDavid Byronが活躍しています。
適度なヘヴィネスさ、聴き易い曲構成、落ち着いた作風には、
ファーストらしからぬ奮因気を帯びています。
私は、1、2、3、7、8がお気に入りです。8はイチオシ。




3. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-10-25 12:39:00)

まだ、KEN氏の影響が薄いアルバムですがそのぶんヘビーですよね。
米国盤は曲目が違って2NDの「肉食鳥」の別バージョンが入っていますが
こちらもヘンテココーラスがおもしろすぎます。




4. せーら ★★ (2004-05-07 01:32:00)

70年発表の1stアルバム。ジャケットアートの顔が、実はバイロンのものだった、というのは驚き。
3rd「対自核」に惚れて本作も買ってみたのですが、期待していたものとはだいぶ違うせいもあってか、しばらく放置してました。が、改めて聴いてみると、なんとまあ魅力的な作品じゃあないですか!今ではかなり好きな1枚です。プログレっぽいのやらブルースっぽいのやら色んな楽曲が詰まっていて、散漫といえば散漫なのですが、どの曲も地味ながら味のあるものばかりでナイスです。捨て曲なしと言えるでしょう。そういえば最近買ったGREENSLADEというバンドは、HEEPの音楽性に酷似しているな...。おっと話がそれてしまった。
ZEP、PURPLE、SABBATHと並んで4大バンドと言われていたようですが、知名度は著しく低いHEEP。でも凄く良いバンドなので、是非聴いてもらいたいです。




5. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-12-19 19:31:00)

ジャケはバイロン氏なんですか!?。それにしてもこれは気持ち悪すぎ(笑)。
1stということもあってまだまだクオリティに問題があると思いますが、でもオリジナリティはこの時点で十分に発揮されているのではないでしょうか。ヘンズレーのリフリフ・キーボードもあるし、HEEP独特の哀愁もあるのでHEEP印がちゃんと押してる気がします。
楽曲的には全曲好きですが、特に悲しい悲しい物語の「Come Away Melinda」が大好きです。




6. 夢想家・I ★★ (2006-01-30 23:27:00)

1曲目 「GYPSY」 は彼等らしい持ち味が発揮された曲ですが全体としては未整理で雑然とした点が目立ちます、楽器陣のアレンジがちょっと古臭く地味な分、ディビッド・バイロンの変幻自在の多彩さを見せるヴォーカルの存在感が強調されている格好で時折ミュージカル風とも思える大仰な歌いっぷりを聴いていると一瞬これは彼のソロアルバムではないかと錯覚する部分もあります。
ではつまらない作品化と言うと単純にそうとも言い切れません、ブリティッシュ特有の枯れた感じが好きな人 (自分もそうです) にはこの雰囲気はたまらないものがあるのです。
渋い味わいがある佳作として楽しめるアルバムだと言えるでしょう。




7. ふじまる ★★ (2007-04-06 23:03:00)

2ndと比較されがちでどちらが好き?みたいな話題になりやすい。個人的に言えば聴く頻度が高いのは2ndだが好み度は両者互角である。
そういえば若い頃はこのアルバムの方をよく聴いていた。(今思い出した!) 歳とるにつれて2ndにシフトしていったんだった。(あくまでも自分の場合の話であって2ndがジジ好みと言っているのではないのでそのところよろしく…)
創造性溢れる魅力ある各楽曲はアルバムを一気に聴かせてしまうパワーを持つ。だが、何だろう?強いパワーなのだから熱さを感じるかというとそうではなく、逆に冷んやりした体感があって不思議だ。そして全体の空気は重くてシケッてる。明るい音色が混入していてもどこまでもダークな印象が残るのだ。
う~んやはりvery'eavy とはこういうことかと妙に納得してしまう次第。名作である。



8. 火薬バカ一代 ★★ (2010-08-13 00:14:00)

4大ブリティッシュHRバンド(という括り方をするのは日本人だけらしいが)の一つ、
URIAH HEEPが'70年に発表した、ホラー映画ばりのインパクトを放つジャケット・アートワーク
(この顔がデヴィッド・バイロンのものとは驚き)も印象的な、記念すべき1stアルバム。
本国イギリスでは「単なるティーンエイジャー向けのバンド/作品」とこき下ろされたらしいが、
もしそれが本当の話なら、当時のティーンエイジャーは随分と成熟していたんだなぁ、と。
ケン・ヘンズレーが操る歪んだオルガン・サウンドに、ミック・ボックスのGとヘヴィなリズム・セクションが絡み、
その上を超個性的なデヴィッド・バイロンのハイトーンVoが舞う名曲①に顕著に表れている通り、
完成度の高さでは最高傑作の誉れ高い『LOOK AT YOURSELF』には及ばないまでも、
URIAH HEEPならではの個性の萌芽は、既に本編のそこここでハッキリと感じ取る事が出来る。
そのOPナンバー①や、メロトロンとフィーチュアしたリリシズム溢れるバラード③、ジャジーな要素も飲み込んだ
変幻自在の曲展開がドラマティック極まりないラスト・ナンバー⑧辺りは、個人的に“LOOK AT YOURSELF"
“JULY MOURNING"といったバンドの代表曲と比べても何ら遜色のない名曲だと思うのだが、どうでしょう。
あと今回聴き直してみて(今更)感じたのだけれど、全体的にちょっとKING CRIMSONっぽいか?




9. 失恋船長 ★★ (2020-11-20 13:39:16)

SPICEからURIAH HEEPへと改名、本格的な活動に入りアルバムをリリース。今作にはSPICE時代のモノもある、他にもドラマーが二人いたりと、チョイとややこしいのだが、そういった情報がマイナスに働くこともなく、むしろ気に留めることもない完成度を誇っている。実験的な要素も多分にあるが、有り余るポテンシャルと創作意欲、そういうものを内包しつつ、吐き出せていない印象の方が強い。それは次作以降のアルバムを聴いているので、そう感じるのだが、いずれにしろ70年代のアーティストらしい、ジャンルを一括りに出来ないイマジネーション溢れる実験的サウンドを披露している。
どこか祭儀的なオカルトタッチもあったりと、アルバムジャケットまんまの音楽性もある、シンブルなバラードもあり、カヴァーもある、ファンキーな曲もあり、そんな中でヘヴィなオルガンが襲い掛かる重厚なナンバーなど、後の片鱗も感じさせ、デビュー作としては申し分ない完成度を誇っているでしょう。



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