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PATHFINDER (1972年)
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PATHFINDER
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解説 - PATHFINDER
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Rock Boy ★★ (2009-01-15 18:52:00)

15歳。中学三年生だが、このアルバムの良さは分かる。メロディアスでポップなプログレ・ハードで素直にかっこいいよ。得に二曲目はすごい。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-05-17 07:18:05)

アートワークにキーフのデザインを用いたり、“トルコ行進曲”や“トッカータとフーガ”等のクラシック曲を本編に導入する手法等、EL&Pに影響を受けたバリバリのプログレ・バンドとしてデビューを飾り、その後、徐々にメロディへの拘りに目覚めて行ったスコットランドはグラスゴー出身の5人組が'72年に発表し、HR的なエネルギーの迸り、プログレ然としたドラマティックな構成力、そしてポップなメロディ・センスとが絶妙なバランスで配分された傑作としてファンから特に高い人気を誇る3rdアルバム。(邦題は『宇宙の探訪者』)
朗々歌い上げるマーティン・グリフィス(Vo)のジェントルな歌声と、静と動の振れ幅が大きいアラン・パーク(Key)の鍵盤捌きを最大の武器に、豊かな音楽的素養と懐の深さを感じさせる彼らのサウンドの魅力は、風来坊的曲調に一抹の哀愁がまぶされたOPナンバー①から早くも炸裂しまくっておりますが、本編のハイライトは何と言っても続く②。リチャード・ハリスの大ヒット・ナンバーを独自のアレンジでカヴァーしたこの名曲には、クラシカルだが親しみ易く、ドラマティックだが大仰ではないというBEGGERS OPERAサウンドの真髄が理想的な形で体現されています。
以降も、後半に進むに従って熱量が上がっていく③、URIAH HEEPチックな70年代HRソング④、ジグのリズムとメロディが取り入れられた⑤、メロウなインスト曲⑥から繋がり、オカルティックな狂気を帯びたKeyが荒れ狂うラスト・ナンバー⑦まで、無駄のない構成と完成度の高さ。
CATHEDRALのリー・ドリアンやOPETHのミカエル・オーカーフェルトが絶賛するのも納得の1枚ですね。




3. はっちゃん ★★★ (2013-05-03 12:57:58)

みんなでサルベージしないと歴史に埋もれてしまうよ!

これほどの完成度を持つ作品に当たることはホントに稀だと思います。中でも2曲目の
「MACARTHUR PARK」の隙のない構成に圧倒されます。チェンバロが印象的なクラシカルな
ナンバーなんですが、勇壮な導入部からEL&Pを彷彿とさせるオルガン・パートを経てチェンバロの
リリカルなメロディにのせて美しい歌メロが展開されるという文句なしの作品のハイライト。
ちなみに僕はドナ・サマーがカヴァーしたバージョンの方を先に聴いたので、このバンドも
この曲を演っているとは知りませんでした。

クラシックを取り込む手法を取るバンドは数え切れないほど存在するけど、このバンドほど
自然に聴かせることが出来るバンドは数が限られるんじゃないかなあ。
まだこのアルバムしか持ってないけど他の作品もぜひ聴いてみたいなあ。

鍵盤楽器各種をメインに据えたブリティッシュロックが好きなら間違いなく買いです。



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