アトミック・シュタイフが在籍していたけど実際にプレイはしていないためか、正直ドラムに物足りない感がありました(やはりアドバイスして叩いてもらうのと実際にプレイするのとは違いますね)。 DEAD CITYやWHAT ABOUT THE TIME AFTER?あたりはまあまあ良い線いってるし、今後に成長が期待できそうなアルバムなのにこれ1枚で終わりって言うのは確かに勿体無い気がしますね。
刻みまくるリフはスラッシュならでは、その中に叙情的とも言えるスピーディーなソロパートを持ち込むギターワークの旨味、じりじりとした焦燥感を煽りまくるリズムプレイの盤石さ、スラッシュメタルの攻撃性を見事に補完している。アルバム一枚を残し解散した為に、今や忘れ去られた存在だが、2007年にポーランドのMetal Mindからリマスター再発。そして2018年には High Rollerからも再発されていますので、ベイエリアとは違う欧州ならではの真骨頂を味わって欲しい。