音は4thに近く、それに5thの風味を足した感じ。 「Hellhounds On My Trail」みたいな縦ノリな曲の扇情力は鳥肌物だし、インストパートは4・5thに劣らず相変わらず超スリリングでかっこいい。 ただ、個人的な見解としては、リフが弱い。 確かにそこらのメロデスバンドよりリフのセンスはずっと優れているけど、「Liviing Dead Beat」「Towards Dead End」「Needled 24/7」「Follow The Reaper」級のリフと比べるといまいちキャッチーさが足りない・・・なんか数回聞いても曲がいまいち印象に残らないんだよね。 もうちょっと必殺リフがほしかったな。 とはいえ、それを差し引いてもいいアルバムではある(やはり最高傑作とはいえないが)。 新しい試みも見られるし、次はもっとすばらっしいのを期待。
Children of Bodomの6th。 賛否両論があった5thの次の作品ということでどう変化してくるか楽しみであった。 結局傑作の4thのスタイルに戻り、守りに行った印象が強い。 内容は4thより若干劣るが、それでも作品の出来そのものは素晴らしいことは確か。 ただ、毎度おなじみのカヴァーのボーナストラックはどうにかしてほしい。 せっかくいいアルバムなのにラストに肩透かしを食らう、というのが4thから続いてる。 ボーナストラックだから期待しちゃいけないのかもしれないが・・・。 あーいうカヴァーはライブだけでやってほしいよ。