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FULL CIRCLE (2003年)
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FULL CIRCLE
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解説 - FULL CIRCLE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. cozy_ima ★★ (2007-07-07 21:39:00)

ALIENの初代ボーカリストとして名を馳せる、実力派シンガー
トミーデナンダーの全面バックアップのもと製作された
2003年リリース会心の作。
素晴らしいメロディに、ウォームな歌声、そして抜群の
サウンドプロダクション。
AOR的な要素を盛り込みつつも、そのメロディには
親しみやすさがあり、メロハーリスナーに訴えるものが
多分にある。
北欧メロディアスハードの傑作アルバム。




2. ジョージベラス ★★★ (2011-07-22 17:50:20)

あのエイリアンのVOの3rd。これは素晴らしい。ジャーニーを
彷彿とさせる楽曲群。1stよりもハードロックしており、さすが
トミーデナンダーがプロデュースしただけあります。90点




3. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-11-05 00:20:49)

ALIENのフロントマンとして、そしてソロ・アーティストとして活動するジム・ジッドヘッド(Vo)が'03年に発表した、ソロの方では3枚目となるアルバム。以前に聴いた最新作『PUSH ON THROUGH』(’16年)の出来栄えにいたく感動し、遅ればせながら本作も落穂拾いしてみましたらば、こちらも『PUSH~』に負けず劣らず大変に素晴らしい内容で、思わずホクホク顔ですよ。
今回はRADIOACTIVEで縁を結んだトミー・デナンダーがプロデューサー兼ギタリスト、曲作りの相棒としてレコーディング作業を全面サポート。北欧ハードポップならではのキャッチネスと透明感を湛えた哀メロの充実のみならず、爽快な疾走ナンバーが要所を引き締めるHR然としたエッジも効いたこの作風には、彼の起用がばっちりとハマっています。
本編への期待感をのっけから最高潮に引き上げてくれるOPナンバー①に始まり、ジムの伸びやかな歌声が映える抒情バラード⑤を経てスピーディな⑥へと繋ぐ流れ、80年代だったらドラマや映画の主題歌に起用されて大ヒット間違いなしのポテンシャルを感じさせる⑦⑨、ポップな高揚感を湛えた⑩etc…といった逸品が揃うハイクオリティな本編は、作曲家としても確かな腕前を誇るジムと、マルチ・アーティストとして鳴らすトミー・デナンダーの組み合わせによる最適解の産物と言えるのではないでしょうか。(ちなみに⑧はスティーヴ・ペリーがソロ・アルバム用にクリフ・マグネスと書き下ろした未発表曲のカヴァー)
こうなると、長らく廃盤状態のまま放置されている1stソロ『飛翔』(’91年)の国内盤再発を願掛けしたくなるのが人情というものなのですが…。




4. 失恋船長 ★★★ (2021-09-28 13:58:46)

個人的には空白の時間が長く、すっかりあの人は今になっていたジム・ジッドヘッド。久しぶりのソロアルバムはバンド形態に戻し極上の北欧ハードポップサウンドを届けてくれた。しかも国内盤はKINGですからね、AKB効果のデカさに色んな意味で握手会に参加したくなりますよ。と嘘をついたところで今作の完成度の高さに偽りはございません。オープニングから北欧風味満点の爽快感の中に哀愁をねじ込むハードポップサウンドで掴みはOK、その流れは②③へと完璧にバトンを繋がれ気が付けば最後まで完走、珠玉の北欧サウンドの数々に胸がキュンキュンしっぱなしとなります。
今や稀代のメロディメイカーと目されるトミー・デナンダーが絡んでいるのだから当然と言えば当然なのですが、ジムのソロアルバムの中ではもっともALIENに近いスタイルを取っており、長年彼のロックサイドの歌声を楽しみたいと思っていたマニアの留飲を思いっきり下げてくれました。
北欧メロディックマイスターの中に入れなければいけないアーティストの本分とは?今作を聴き本当に胸が熱くなりましたな。爽やかな涙を誘うフック満載のメロディ、日本人の感性にベストマッチする歌モノハードサウンドでしょう。
それにしてもトミーの仕事ぶりは本当に素晴らしい、ジムの良さを見事に引き出している。
⑤で泣かせ、ハードエッジの効いたギターが飛び出す⑥の展開に熱盛を叫び、小泉首相ばりに感動したーを連発ですよ。だから⑦でまた泣かされるのよねぇ。中だるみなんて言葉は存在しない珠玉の歌モノハードロックアルバム。世界に先んじて日本盤があることは誇らしい。



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