2007年4月17日、Century Media Recordsよりリリースされた8thアルバム。
前作『Charactor』リリースに伴うワールドツアーは、これまでで最大規模のものとなり、2005年2月にはKreator、Hatesphere、Ekmorfと共にヨーロッパツアーをスタートさせ、3月初頭に終わると、4月から5月にかけてSoilwork、Hypocrisy、Mnemicと共に北米ツアーを敢行。6月には南米へと足を伸ばし、メキシコ、ベネズエラ、プエルトリコ、コロンビアで計5回公演。そして、11月までフェスティバルツアーを行い、11月末から12月末に掛けてChimaira、Hatesphereと共にイギリス/ヨーロッパ・ツアーを行っている。この年のツアーは、12月29日の地元スウェーデンはイエテボリでのショウで締められた。ツアーは2006年も続き、まずは2月中旬から3月後半にかけて、Opeth、Devin Townsend Bandと共に再びアメリカに上陸。4月にスウェーデンで1本ライブを行い、7月にスウェーデンとイタリアの2つのフェスティバルに出演。そして、9月には通算四度目のジャパンツアーを行い、その足でオーストラリアにも初上陸。最後は韓国公演で締めくくった。
2006年の春頃から曲の制作に本腰を入れたため、ライブの頻度はグンと減っていった。レコーディングは10月から開始、当初はTue Madsenにプロデュースを依頼したが「僕にはプロデュースなんか出来ない。やり方を知らない。やれるのはミックスだけだ。」と断られ、結局セルフプロデュースで制作された。一方Tueのミキシングには満足したようで、Michaelは「Tueは全ての音が聞こえるように仕上げてくれた。バックアップのギターやキーボードといった、従来なら背後で聞こえているだけ、だったものが前に出てきている。なおかつとてもヘヴィだ。すべてが非常にダイナミックになっていると思う。これ以上望むのは無理だろうというくらい満足している」と語っている。
音楽面に関しては、「『Charactor』は一貫性のあるアルバムを目指したがから、どの曲も似た雰囲気になったけど、ニューアルバムはかなり幅広いものになる」つもりで制作された。楽曲によってはMichaelのクリーンヴォーカルも強調され、女性ヴォーカルとのデュエットにも挑戦した。