この曲を聴け!
MASTER (1990年)
MyPage

MASTER
モバイル向きページ 
解説 - MASTER
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GC8改 ★★ (2007-01-17 19:48:00)

現KRABATHORのPaul Speckmannが在籍しているスラッシュ/
デスメタルバンドの90年リリースの1st。
2ndのデスメタルっぽさは殆ど無く、全編疾走のかっこいいスラッシュメタルが
堪能できます。ヴォーカルも吐き捨てタイプなので、聴きやすいと思います。
尚、BLACK SABBATHの「CHILDREN OF THE GRAVE」
のカヴァーが収録されていますが、これがなかなかクールなスラッシュメタルに仕上
がっています。




2. 火薬バカ一代 ★★ (2008-07-04 00:04:00)

結成は'83年とかなり古く、一般的な知名度こそ低いものの、マニア筋からは、スラッシュ・メタルとデス・メタルの
結節点として高い評価と人気を得る、ポール・スペックマン率いるシカゴ出身のトリオが、'90年にNUCLEAR BLASTから
リリースした1stアルバム。(正確には、'85年に制作されたが、お蔵入りしてしまった幻のデビュー作『UNRELEASED 1985』もある)
スコット・バーンズをプロデューサーに迎え、1度レコーディングした内容がレコード会社にダメ出しを食らい、
異なった面子で再び録り直すという、煩雑な経緯を辿って発表に至った作品なれど、歪な音色で刻まれる禍々しいGリフに、
重量感溢れる2ビートでラッシュするDs、ゴリゴリと動き回る硬質なB、そして反体制・反社会的な歌詞を
叩きつけてくる吐き捨て型のVo・・・と、飾り気のない、オーソドックスなデス/スラッシュ・メタル・サウンドが
ギュウと詰め込まれた内容は、理屈抜き、問答無用のカッコ良さを誇る。
トータル・ランニング・タイムは30分弱、1曲平均2分半と、楽曲は非常にタイトな構成ながら、
シャープに切り込んで来るメロディアスなGソロが、単なる彩り以上の存在感を発揮している点も◎。
重戦車の進撃を思わせる迫力と、キャッチーさを併せ持った名曲②を筆頭に、全編に渡って疾走しまくりの収録曲は、
何れ劣らぬ力作揃いなれど、中でも特筆すべきは、ベース・ソロを序曲代わりにスタートする、BLACK SABBATHの
代表曲のカヴァー⑧。重々しい雰囲気の漂う原曲を、スピーディ且つドラマティックに再構成した技ありのアレンジは、
「この曲を聴くためだけに本作を購入しても損はない!」と断言したいくらい、(まさに↑の方の仰る通り)クールな出来栄えを誇る。
デス・メタル、スラッシュ・メタル、双方のファンにアピールし得る魅力を備えた1枚じゃないでしょうか。




3. KREATION ★★ (2009-08-27 12:34:00)

デビューアルバム。現在はデス/スラッシュというジャンルも存在しますが、そんな時代の中で敢えてスラッシュ/デスと形容したい作品。('80年代のスラッシュ群と比較すれば)ヘヴィな音作り+ダークな楽曲なのに、不思議とおどろおどろしさは感じず、かといってカラッと乾いた明るい雰囲気でもなく、米産寄りか欧州産寄りか…といった括りに収まらない独特の音が詰まっている。
というか、正直言ってこうして言葉をならべて分析する行為ですら邪道と憚られるぐらい、小細工なし・捻りなし・軟弱さゼロのド硬派サウンド。最近の軟派バンドに飽き飽きしているスラッシュ野郎さんは是非ともご賞味ください。その実力に反してあんまりにも知名度が低い(日本だけか?)バンドなので、うっかり見逃してる人も多いのでは?個人的には'80年代で終わっちまったSLAYERより上の存在なんですけどねえ…。


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示