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ESCHATON (2006年)
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ESCHATON
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解説 - ESCHATON

2006年10月16日、Season of Mistよりリリースされた3rdアルバム。
音楽的には前作『Domine Non Es Dignus』を引き継いだ内容になっている。
ゲストとして、Napalm DeathのShane EmburyやMayhemのAttila Csihar("Regression to the Mean")が参加している。

Producer:Mick Kenney
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2006-11-13 22:18:00)

2006年発表の3rd。

Anaal初体験ですが、すっさまじいバンドもいたもんですね…。MARDUK辺りと並んでブルータルブラックの代名詞的存在になれるレベルだと思います。

まず曲そのもののテンションの高さに加えて、マシンドラムとノイジーなギターリフによる音圧は押し流されるような快感を覚えます。ドラムは打ち込みらしいですが、少し溜めてから雪崩れ込んだり、フレーズが人間が叩いてるっぽい感じで言われなければ分からないほどだし、リフの方も意外とメロウなフレーズが多く、音質もウォークマンで雑踏で聴いててもなんだか分からなくなるほどノイジーという訳ではないので、聴いてて辛くないですね。

ヴォーカルは鬼です。っていうか鬼が精神異常をきたしてる感じです(笑)。基本は高音で喚きまくってますが、その喚きのテンションの高さが半端ない。その凄まじさはネチっこさこそそう無いものの、Wolf's Lair AbyssでのManiacの歌声を思わせるほど。これだけでも異常と言えますが、それに加えてAttila風の呻き声とかドスの効いたデスヴォイスもこなしていて素晴らしい。更によくEMPERORのIhsahnにも例えられる威風を備えた朗唱までやっちゃいます。でもEMPERORなんかは朗唱が入るパートではテンポを落としたり音圧を少し下げたり展開を設け、叙情的に聴かそうとしてますがこのバンドはお構いなしで音圧が全く下がらないのが凄い。ほんとやりたい放題な感じ。

このバンドはかなり評価が高いので聴いてみましたが、確かに素晴らしい作品です。私が某雑誌の編集者だったら間違い無く90点台は付けますね。ブラックにブルータルさを求めている人は素通り厳禁なアルバムです。




2. ひろしげ ★★ (2007-01-13 06:14:00)

某誌では89点でしたね。
早く日本に来てくれないかしら。



3. ヴォヴォヴォヴォ ★★ (2007-01-25 13:29:00)

6.8.9番削除しましたが、私が聞いた中で一番激しいアルバム。
1349もぬるく思えてしまう。
シンフォニック的な要素を加えつつも完璧なファストで攻めてきます。



4. 枯林 ★★ (2007-03-06 01:38:00)

日本版があったので驚いて買ってしまいました!
この手の音楽って日本で需要があるのか!?
もっと流行ってほしいっつーかメタル人が皆買ってオリコン1位とかになってくれないかな
もし公共の電波に乗ったら最高に面白い相変わらずの暴れっぷりが素敵な作品です
聴いてみたら⑦のサビ辺りの泣きのギターフレーズに潤みそうになった
とりあえずもっと泣き所を探してみます




5. カズチン ★★ (2007-04-22 00:24:00)

やり過ぎじゃねぇか?と思うくらいのとんでもないブルータルさ。
リフはブラストしてるところこそブラックだけど、
ブラストしてない疾走パートのリフはグラインド系な感じ、それが個人的にツボ。
でもこのバンドのキモはやっぱブラストしてるパートかな、
轟音サウンドに発狂ヴォーカルが乗っかり、音の洪水と化してる。
ドラムはマシンとの事ですが言われなきゃ分からん、
非常に丁寧にドラムパートは製作されてるんですね。
こんなうるさい音で国内盤が出たのはホントすごいな…




6. 暗黒卿666 ★★ (2007-12-07 12:58:00)

とてもブルータルでカッコイイですね。
ドラムは打ち込みですが、とても良く仕上がっていると思います。
一曲目の様な全編ブルータルな曲や、メロディアスなコーラスパートを盛り込んでいる曲があります。
特に二曲目のコーラスは壮大で素晴らしいですね。
某誌で高得点だったのも頷ける名盤です。



7. 零ータム ★★ (2008-07-26 04:20:00)

2ndで止めたのかと思ったノイズをまた出して来てGJ!と思いました。
ノイジーなリフと洗練されたマシンドラムに初期の頃より表現力を増したVo
そして曲も洗練されて聴き易くコンパクトに成り、隙が無いです!
②③⑦等サビ?で入るクリーンVoがカッコイイです!
しかも②と⑦はそのサビで爆走するのでカッコ良さが増します!!
他の曲もブルータルでカッコイイリフが多く時折メロウなリフも在るので
ノイジーなわりに聴き易いです。
ANAAL NATHRAKHと言うバンドが聴きたかったらまず、このアルバムがオススメです!!



8. ★★ (2010-06-24 22:32:00)

真っ赤なジャケがとってもカコイイ!
そして奇跡の国内盤発売(笑)
クリーンヴォーカルでのコーラスが良い。メロディアスだ!と、油断していたらいつもの発狂ヴォーカル。
とっても変態で最高。




9. netal ★★ (2015-07-02 19:38:20)

マシンとはいえ、違和感の全く無い豪速のブラストに乗せて叩き込まれるブラックらしい荘厳で禍々しいリフやブルータルな刻みや疾走感を中心とする
グラインド/ブルータルブラック。
全体を迸る異常なテンションや発狂具合、最長5分弱という曲の短さなどからして、ややグラインド寄りである。

先述もしたが、特筆すべきはその異常なまでのテンション。
聴いているとヘドバンのし過ぎで首がもげ、噴出した血液が一瞬で蒸発しそうな程で、史上最もハイテンションでブルータルなバンドの一つと言っても過言ではないと思う。
またそれだけでなく、クリーンヴォイスや印象的な刻みやメロディも適度に交えており、アルバム全体を通して飽きさせない。
最終曲⑨がくどくて無くてもよかったとは思うが、それを除けばブルータルミュージック好き歓喜のフレーズ満載の良盤である。

気に入り度…86/100

おすすめ…When The Lion Devours Both Dragon And Child



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