2006年10月16日、Season of Mistよりリリースされた3rdアルバム。 音楽的には前作『Domine Non Es Dignus』を引き継いだ内容になっている。 ゲストとして、Napalm DeathのShane EmburyやMayhemのAttila Csihar("Regression to the Mean")が参加している。
ヴォーカルは鬼です。っていうか鬼が精神異常をきたしてる感じです(笑)。基本は高音で喚きまくってますが、その喚きのテンションの高さが半端ない。その凄まじさはネチっこさこそそう無いものの、Wolf's Lair AbyssでのManiacの歌声を思わせるほど。これだけでも異常と言えますが、それに加えてAttila風の呻き声とかドスの効いたデスヴォイスもこなしていて素晴らしい。更によくEMPERORのIhsahnにも例えられる威風を備えた朗唱までやっちゃいます。でもEMPERORなんかは朗唱が入るパートではテンポを落としたり音圧を少し下げたり展開を設け、叙情的に聴かそうとしてますがこのバンドはお構いなしで音圧が全く下がらないのが凄い。ほんとやりたい放題な感じ。