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A SLICE OF HEAVEN (1990年)
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A SLICE OF HEAVEN
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解説 - A SLICE OF HEAVEN
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1. 失恋船長 ★★★ (2019-11-11 21:15:58)

一聴して頭をよぎったのは北欧のGloryの2枚目でしたね。北欧らしいフックに富んだ哀愁のメロディ、程良い甘さもアクセントとなっているが、そこにブルージーなテイストを導入。時代の流れを読み取り今まで以上にアメリカンな方向性に傾いているその為に、個性は薄まったが、マイナー臭を払拭することに成功、前作よりもメジャー感を増しているのが印象的です。北欧ハードポップと括るよりも広い意味での大衆性を纏ったAOR調のハードサウンド、その旨味と開き直り感は、マニアならずとも大いに楽しんでもらえるでしょう。ライトな感覚なのに、ウエッティな質感を残すメロディとギターワーク、単なるフォロワーでは終わらない、自らのアイデンティティを誇示するようにSKAGARACKサウンドを展開しているのが嬉しい。ベタに敵わないを実践していますね。


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