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アメリカへ本拠地を移し、またフェイセズを正式に脱退し、
ソロアーティストとしてのキャリアを本格的にスタートさせた作品。
そういった意味でも本作こそ「出発点」と言えるのでは。
「THREE TIME LOSER」ではじまり、名曲「SAILING」で幕を閉じる。
LPで言うところのA面がFASTSIDE、B面がSLOWSIDEに分けられている。
やはり「SAILING」が出色ですが、アイズレー・ブラザーズのカバーの
「THIS OLD HEART OF MINE」も名曲。
左手にサッカーボール、右手にシャンパンを持って、
大西洋を渡るさまを描いたジャケットも秀逸。
昔LPを見開きにしてずっと部屋に飾ってました。

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