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解説 - ユラグソラ
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2006-08-12 12:18:00)

2002年発表の6曲入りミニアルバム。
以前このサイトのらくがき帳(BBS)にて、「生涯のアルバム10枚選ぶとしたら」
という主旨のスレッドを建てさせて頂いた事があるんですが、もし今その10枚を
選ぶとしたなら、この作品は間違い無く入ります。
特に心を掴まれたのはヴォーカルのあまりの繊細さ。
日本のヴォーカルでは中島みゆきさん、宝野アリカさん(ALI PROJECT)と並んでベスト3です。
中島さんが壮絶な感情表現で聴き手の心を揺さぶるタイプ、アリカさんが心を幻惑する
タイプだとしたなら、この霜月はるかさんのヴォーカルはそっと心に沁み入ってくるような歌声。
言い過ぎかもしれませんが、冗談じゃなく、疲れた世界を癒す為に遣わされた女神なんじゃないかと
思うくらい(笑)。私はこのアルバムを通じて、「歌う喜びとは何か」を再確認させられました。
他人のレビューを見ると、人によってはアニメ声に聴こえるらしいですが…。
ともかく、この声質と歌い方は他に並び立つものが無いくらいに繊細で素晴らしいです。
作風は一言で表すならば民族的なメロディが特徴の、幻想的ながら親しみやすい曲調。
同じ同人音楽の傑作である志方あきこさんの「廃墟と楽園」が水を湛えた古都のような神秘性を
現しているとしたら、この作品は共通する物がありながらもっと優しく、おとぎ話的な
世界観だと思います。聴いていると、日常の悩みが幻想世界の心地良い憂いの中に蕩けて
消えてゆくかのようです。バラード系の曲なんてもう聴いていて、生きてて良かった…とか
思いますもん(笑)。アップテンポな曲も民族メロが親しみやすくて良い感じ。
一緒にコーラスしたくなります。ちなみにサイトのコメントを読むとこれを作った時卒業が
かかっていたらしいですが…大学の授業と両立させてこんな傑作を作るとは…
本当に凄いですね、この人。
もうこの手が好きならば内臓売り払ってでも買うべき名盤ですが、唯一の欠点は
同人音楽なので流通が限られている事。私はこれを買う為に初めてア××イトに入りました(笑)。
それだけならば良いんですが、結構品薄になりがちとか。
でもこれは在庫チェックしたり、通い詰めたりしてでも買うべきです。



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